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住友ゴム、3月に海外工場から帰国した従業員の新型コロナ感染判明

保健所の指示に従い4月13日にPCR検査

2020年4月16日 発表

 住友ゴム工業は4月16日、同社社員1名の新型コロナウイルス感染が判明したと発表した。

 感染した社員は40代男性で、3月まで住友ゴム工業グループの海外工場に勤務していた。人事異動に伴い、3月22日に日本に帰国。3月30日に発熱したため、翌日保健所からの指示に従い自宅待機を実施。4月4日に再度保健所に相談し、指示に従い医療機関を受診。その後も発熱などの症状があったため、4月13日にPCR検査を受け、4月16日に新型コロナウイルスに感染していることが判明したという。現在の容態は安定しているとのこと。

 住友ゴム工業では、今回の感染者発生に対し、行政機関などの関係各所と連携して必要な対応を行なっており、所管保健所と連携の上で濃厚接触者の特定を進めていくという。また、該当社員は帰国後、会社には出社しておらず、外部との接触はないとしている。

 住友ゴム工業は、従来から感染防止のため、手洗いやうがい、マスク着用推奨などの対策を従業員に周知するとともに、日々の検温を指示。また、在宅勤務や時差出勤も推進中。今後も社内外への感染拡大防止と、関係者・社員の安全確保を最優先に、政府方針や行動計画に基づき迅速に対応していくとしている。