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マツダ、2020年3月期通期連結業績予想を下方修正

2020年3月期通期個別業績予想では営業赤字の見込み

2020年5月12日 発表

2020年3月期通期(2019年4月1日~2020年3月31日)連結業績予想の修正

 マツダは5月12日、2020年3月期通期(2019年4月1日~2020年3月31日)連結業績予想の修正を発表した。新たな業績予想では、売上高3兆4302億円、営業利益436億円、経常利益530億円、当期純利益121億円とした。

 2月5日公表の業績予想では、売上高3兆5000億円、営業利益600億円、経常利益700億円、当期純利益430億円としており、当期純利益については71.9%減となった。

 業績予想の修正理由については、通期の連結業績予想は主要市場における需要の縮小に加えて、第4四半期における新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大による影響等により、営業利益が減少するとともに、繰延税金資産の回収可能性の見直しなどにより、業績予想を修正したとしている。

2020年3月期通期個別業績予想と前期実績値との差異

 また、マツダ単独の業績を示す2020年3月期通期個別業績予想についても数値を明らかにして、売上高2兆5843億円、営業利益-435億円、経常利益-130億円、当期純利益-238億円と、営業赤字となる見込み。

 前期実績から大幅な減益となる理由については、主要通貨における為替の円高影響や主要市場での販売減少などにより、前期と比較して、営業利益、経常利益、当期純利益が減少する見込みとしている。