スバル、「クロストレック」に2.5リッターエンジン採用。米国で2021モデル発表

コンパクトSUV「クロストレック（日本名：XV）」2021モデル

　スバルオブアメリカは6月9日（現地時間）、米国で販売するコンパクトSUV「クロストレック（日本名：XV）」2021モデルを発表。2021モデルでは、2.5リッターエンジンの採用などのアップデートが行なわれた。

　クロストレックの2021モデルは、新デザインのフロントバンパーやフロントグリルが採用されるとともに、新たに水平対向4気筒 2.5リッターエンジン搭載モデルが用意された。

　モデルラインアップは、ベースモデルに加えて「Premium」「Sport」「Limited」を用意。「Sport」「Limited」では、最高出力182HP、最大トルク176lbf･ftを発生する水平対向4気筒 2.5リッターエンジンを採用して、トランスミッションにCVTを標準装備する。

　ベースモデルと「Premium」では、最高出力152HPを発生する水平対向4気筒 2.0リッターエンジンを搭載して、トランスミッションは6速MTが標準となり、CVTがオプションで用意される。

クロストレック 2021モデル

　そのほか、CVT搭載モデルに標準装備されるアイサイトには、レーンセンタリングを備えたアダプティブクルーズコントロールが装備された。

クロストレック 2021モデルのインテリア

水平対向4気筒 2.5リッターエンジン採用の「Sport」

クロストレック 2021モデルの「Sport」

　2.5リッターエンジンを採用したSportモデルは専用装備が与えられ、エクステリアでは、スポーツタイプの17インチアルミホイール、フロントグリル、サイドミラー、バッヂをガンメタル仕上げとするとともに、インテリアでは、イエローのステッチをアクセントとして取り入れ、ポリ塩化ビニール（PVC）や軽量のウレタン素材などを使用した専用のStarTexインテリアが採用された。

クロストレック 2021モデルの「Sport」

　機能面では「SNOW/DIRT」「DEEP SNOW/MUD」2モードの走行モードとヒルディセントコントロール付き「X-MODE」を採用するなど、アウトドアシーンで利便性を高めている。