人とくるまのテクノロジー展 2019
スバル、国内未発売の「クロストレック ハイブリッド」を展示。PHVの技術を紹介
スバル初のプラグインハイブリッド
2019年5月22日 14:18
- 2019年5月22日~24日 開催
- 入場無料
自動車技術会が主催する自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2019 横浜」が5月22日、神奈川県のパシフィコ横浜・展示ホールで開幕した。会期は5月24日まで。登録が必要だが入場は無料。
スバルブースでは、同社初のプラグインハイブリッド車の「クロストレック ハイブリッド」の実車を展示。また同車に関する技術に関する展示を行なっていた。クロストレック ハイブリッドは2018年のLAショーで発表された米国販売モデルで、国内では未発売。
実車の展示では、エンジンルームやコクピット、ラゲッジルームなども見られるようになっていた。特にラゲッジルームはその床下に納められたバッテリーの配置状況を見ることができた。実際に見てみると、荷室の床が上がっているのが分かる。同社のこれまでのハイブリッドモデルと比べるとバッテリー容量が大きく、また、衝突安全などを踏まえてのレイアウトになるとのこと。実際、スバルでは後部衝突のオーバーライド試験を実施。その際にもバッテリーケースなどのスペースが確保されていることを確認している。
また、クロストレック ハイブリッドで初採用したアトキンソンサイクルのエンジンや、2つのモーターを組み込んだCVTのカットモデルも展示。動画も使ってEV走行状態やHEV走行状態、減速時の回生状態のそれぞれの動きを紹介していた。
そのほか、クロストレック ハイブリッドの4分の1スケールカットモデルも展示され、エンジン、モーター、バッテリーなどが車体の中心、シンメトリカルに配置されていることを分かりやすく紹介していた。