イベントレポート

【LAオートショー 2018】スバル、「クロストレック ハイブリッド」公開。同社初のPHVを2018年内に米国で発売

2018年11月28日(現地時間)公開

初のプラグインハイブリッドモデル「CROSSTREK HYBRID(クロストレック ハイブリッド)」を米国で発表

 スバルは11月28日(現地時間)、米国で2018年内に発売を予定している同社初のPHV(プラグインハイブリッド)モデル「クロストレック ハイブリッド」をロサンゼルスで開催されている「LAオートショー(2018 LOS ANGELES AUTO SHOW)」で公開した。

 会場にはクロストレック ハイブリッド専用ボディカラー「ラグーンブルー・パール」とホワイトのボディーカラーの2台を展示。展示された車両を見ると、家庭用コンセントからも充電可能とする充電口が用意されるとともに、荷室下に大容量リチウムイオンバッテリーを配置していることが確認できる。

クロストレック ハイブリッド
車両左側に充電口を用意
リチウムイオンバッテリーを荷室下に配置
ブルーを基調としたインテリアを採用

 パワートレーンには、新開発となる専用の水平対向4気筒 2.0リッター直噴エンジンと、2つのモーターを組み込んだ新型リニアトロニック(CVT)を組み合わせたプラグインハイブリッドシステム「SUBARU StarDrive Technology」を採用。エンジンは最高出力137HP/5600rpm、最大トルク134lb-ft/4400rpm、モーターは最高出力118HP、最大トルク149lb-ftをそれぞれ発生。駆動方式は4WDを採用している。

 燃費性能では90MPGa(約37.9km/L)と、最大480マイル(約772km)の航続距離を実現、EVレンジで17マイル(約27.3Km)走行可能という。

スバルブース

クロストレック ハイブリッド主要諸元

ボディサイズ(全長×全幅×全高):175.8×71.0×62.8インチ
ホイールベース:104.9インチ
最低地上高:8.7インチ
エンジン形式:水平対向4気筒DOHC 2.0リッター直噴「FB20」型
排気量:1995cc
ボア・ストローク:3.31×3.54インチ
最高出力:137HP/5600rpm
最大トルク:134lb-ft/4400rpm
燃料タンク容量:13.2ガロン
燃料種類:87AKI
トランスミッション:リニアトロニック(電気式無段階変速機)
駆動/回生発電用モーター出力:118HP
駆動/回生発電用モータートルク:149lb-ft
駆動用電池種類:リチウムイオン電池
総電力量:8.8kWh
容量:25.0Ah
総電圧:351.5V
駆動方式:シンメトリカルAWD
タイヤサイズ:225/55 R18
乗車定員:5人

編集部:椿山和雄