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メルセデス・ベンツ、2020年シーズンのF1セーフティカー公開。ボディ各部にレインボービジュアル

メディカルカー「メルセデスAMG C 63 S エステート」も新デザインに

2020年7月2日(現地時間)発表

F1 2020年シーズンのセーフティカー公開

 独ダイムラーは7月2日(現地時間)、7月3日~5日の開幕戦「オーストリアGP」を皮切りに行なわれるF1 2020年シーズンのセーフティカー「メルセデスAMG GT R」を公開した。

 2020年シーズンのセーフティカーでは、新型コロナウイルス(COVID-19)との戦い、人種差別と不平等の非難に取り組むことを目的としたF1キャンペーン「#WeRaceAsOne」をフィーチャーするべく、ボディ側面やボンネットにレインボービジュアルを採用。虹は地域社会を結びつけるために国際的に使用されるシンボルであり、このレインボービジュアルと「#WeRaceAsOne」はすべてのF1マシンとレーストラックで使われるという。また、「Drive Safely」の文字をボンネットに表示し、ファンに安全運転を促す取り組みも行なわれる。

 なお、メルセデスAMG GT Rは最高出力430kW(585PS)を発生するV型8気筒DOHC 4.0リッター直噴ツインターボエンジンを搭載。F1マシンのタイヤとブレーキの温度を下げず、さらにエンジンがオーバーヒートしないように最低速度を高く維持する必要があるため、同モデルの最高速は318km/hを誇る。

F1 2020年シーズンのセーフティカーとして使われる「メルセデスAMG GT R」
セーフティカーとともにメディカルカー「メルセデスAMG C 63 S エステート」も新デザインを採用する