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マツダ、「デミオ」「ベリーサ」に後付けできる「ペダル踏み間違い加速抑制装置」
満65歳以上の高齢運転者を対象とする「サポカー補助金」にも適合
2020年7月6日 12:32
- 2020年7月6日 発売
- 6万7100円
マツダは7月6日、既販車の「デミオ」「ベリーサ」に後付けできる「ペダル踏み間違い加速抑制装置」を発売した。価格は6万7100円。マツダ純正用品でサポカー補助金4万円の対象となる。
取り付け対象車両は、デミオは2007年~2014年に製造された車体番号「DE***-100001~」のAT車とCVT車で、EV車(700001~)は対象外。ベリーサは2005年~2015年に製造された車体番号「DC***-200001~」のAT車。
ペダル踏み間違い加速抑制装置は、車両前後に装着した超音波センサーで前方または後方約3m以内にある壁などの障害物を検知した場合、ブザー音と室内に取り付けたインジケータ(表示部)で注意喚起を行なってくれるもの。それでもブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを強く踏み込んだ場合には、加速を抑制して衝突時の被害軽減に貢献する。
後退時には、壁などの障害物を検知していないときでも、約5km/h以上でアクセルペダルを踏んだ場合、ブザー音とインジケータで注意喚起をし、加速を抑制して衝突の回避や被害の軽減を図る。
なお、この装置は加速の抑制を目的としているため自動で停止する機能はなく、ブレーキペダルを踏んで停止する必要がある。
マツダは、駐車場などでのペダル踏み間違いによる事故の割合が増加している状況に対して、独自の安全思想である“マツダ プロアクティブ セーフティ”に基づいた安心安全技術を搭載した車種を拡充。クルマに乗る人が安心して運転を楽しめることを目指すとともに、後付けのペダル踏み間違い加速抑制装置の導入により、現在販売中の車種だけではなく、デミオやベリーサに長く乗るユーザーにも、より安心して運転を楽しんでいただけるとしている。