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スズキ、「ワゴンR」に後付けできる「ふみまちがい時加速抑制システム」
2012年9月~2014年7月に販売された「ワゴンR FX・FXリミテッド」が対象(一部対象外もあり)
2020年8月6日 16:47
- 2020年8月21日 発売
- 6万3800円
スズキは8月21日に、後付けが可能な急発進等抑制装置「ふみまちがい時加速抑制システム」を発売する。価格は6万3800円(取り付け工賃は別途必要)だが、サポカー補助金4万円の対象となっている。
今回発売された「ふみまちがい時加速抑制システム」は、2012年9月~2014年7月に販売された「ワゴンR FX・FXリミテッド」に取り付けが可能。ただし、レーダーブレーキサポート装着車、5速MT車、20周年記念車、昇降シート車、スティングレーは適合外となる。
本製品は、発進時に車両前方または後方の壁などの障害物を検知したときに、ランプとブザーでドライバーに知らせ、その状態からアクセルペダルが強く踏み込まれた場合にはエンジン出力の上昇を抑制して、意図していない急加速を防止することが目的の装置。
このふみまちがい時加速抑制システムは、国土交通省が定める「障害物検知機能付きペダル踏み間違い急発進抑制装置等」に該当し、サポカー補助金制度の対象となっている。
機能
ふみまちがい時加速抑制システムは、前後のバンパーに計4個(前後各2個)の超音波センサーと、運転席側インパネ上部に装着した表示機からなり、下記の機能により運転者をサポートしてくれる。
前後の障害物検知時の通知および加速抑制機能
車両の前後に取り付けた超音波センサーが、前方または後方約3m以内で壁などの障害物を検知した時に、運転者にランプとブザーで注意を促す。さらに、前方または後方の障害物が検知された状態でアクセルペダルを強く踏み込んだ場合、運転者へランプとブザーで警告するとともにエンジン出力を制御し、加速を抑制する。
また、加速抑制機能が作動している時に、アクセルペダルを約5秒以上踏み続けると加速抑制制御が解除され、緩やかに発進する。
後退時の加速抑制機能
後退時に車速が約5km/hを超えた場合、加速を抑制すると共に、ランプとブザーで運転者に知らせてくれる。