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マツダ×グランツーリスモSPORT、4ローターエンジンを復活させた「MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPT」登場
マツダ100周年記念のスペシャルイベント開催
2020年5月22日 09:05
- 2020年5月22日 アップデート
マツダとグランツーリスモSPORTは5月22日、マツダによる夢のロータリーレーサー「RX-VISION GT3 CONCEPT」をPS4用ソフトウェア「グランツーリスモSPORT」に登場させる。
また、グランツーリスモSPORT内ではマツダ創立100周年とRX-VISION GT3 CONCEPTのリリースを記念した「MAZDA 100周年」を冠する2つのスペシャルイベント「RX-VISION GT3 CONCEPT タイムトライアルチャレンジ」と「RX-VISION GT3 CONCEPT リバリーデザインコンテスト」が開催される。
マツダが描く夢のロータリーレーサー「MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPT」
マツダは多くの技術的課題を乗り越え、1967年に「コスモスポーツ」を通じてロータリーエンジンの実用化に成功。その後も、ロータリーエンジンを量産する唯一のメーカーとして出力、燃費、耐久性などの性能向上に取り組み、1991年のル・マン24時間レースでロータリーエンジン車「787B」によって日本メーカーとして初めての総合優勝を成し遂げた。
2015年にマツダが東京モーターショーで発表したコンセプトカー「MAZDA RX-VISION」は、デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」にもとづき、マツダが考える最も美しいFRスポーツカーの造形に挑戦するとともに、次世代ロータリーエンジンの「SKYACTIV-R」を搭載した、マツダがいつか実現したい夢を表現したモデル。
MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPTでは、ベース車の「MAZDA RX-VISION」が持つデザインの美しさを、レースカーとしてよりアグレッシブに表現。GT3クラスの要求出力から、かつての787Bエンジンコンセプトを踏襲し、最新のSKYACTIVテクノロジーでよみがえった4ローターエンジンを軽量なボディに搭載、かつてない性能を追求したという。
SPECIAL EVENT #1 MAZDA 100周年 RX-VISION GT3 CONCEPT タイムトライアルチャレンジ
スペシャルイベントのその1として、「MAZDA 100周年 RX-VISION GT3 CONCEPTタイムトライアルチャレンジ」を開催。MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPTによるグローバルタイムトライアルイベントで、使用コースはスパ・フランコルシャン(セッティングおよびレギュレーションは共通)。
開催期間は2020年5月22日15時ごろ~6月5日23時59分(パッチリリースにともなうメンテナンス解除後より開始)。
実施期間終了時点での世界タイムランキング1位~3位のドライバーには表彰があり、マツダから記念品も用意される。
SPECIAL EVENT #2 MAZDA 100周年 RX-VISION GT3 CONCEPT リバリーデザインコンテスト
スペシャルイベントのその2として、MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPTを手掛けたマツダ・デザインチームが審査員をつとめるリバリーデザインコンテスト「MAZDA 100周年 RX-VISION GT3 CONCEPT リバリーデザインコンテスト」を5月22日~6月19日の期間開催。
グランツーリスモSPORT内でRX-VISION GT3 CONCEPTを入手して、マツダの創立100周年を彩るリバリー作成に挑戦。完成したリバリー作品をゲーム内でのシェア投稿をしたのち、グランツーリスモ・ドットコムのグランツーリスモSPORTコミュニティのソーシャル投稿機能を通じてTwitterシェア(#rxvcontestのタグをつけて公開ツイート)を行なうことで応募が完了。
コンテスト入賞者は、MAZDA 100周年特別企画ページにて発表予定。リバリーデザインコンテスト期間終了後、マツダ・デザインチームによる厳正な審査のうえグランプリを1名のほか優秀作品を表彰。入選者にはマツダオリジナルの記念品が用意される。