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TOYO TIRE、小型トラック用スタッドレスタイヤ「デルベックス M935」

空車状態でもトラクション性能をアップ

2020年8月1日 発売

オープンプライス

小型トラック用スタッドレスタイヤ「DELVEX M935(デルベックス エムキュウサンゴ)」

 TOYO TIREは7月21日、小型トラック用スタッドレスタイヤ「DELVEX M935(デルベックス エムキュウサンゴ)」を発表した。全14サイズをラインアップし、発売は8月1日、価格はオープンプライスとなっている。

 デルベックス M935は、刻々と変化する冬の路面での小型トラックの使用環境をふまえて、アイス性能と耐摩耗性能を高次元で両立することを追求したモデル。ワイドトレッド化することで、路面との接地面積を増やして負荷を分散。トレッド部のセンターに配置したブロックの大型化と、サイプと呼ばれる細かい溝を多数入れることで、耐摩耗性を確保するとともに、アイス路面での発進時などにおけるトラクション指数を空車状態相当時で14%向上したという。

デルベックス M935

 新型コロナウイルスの影響によって食料品も含めた生活必需品のデリバリー需要が急増しているといい、そうした使用環境では荷下ろしのための停車、発進が繰り返され、さらに配達を進めることで荷物の重量が変化するなど、使用環境が厳しくなるという。

 デルベックス M935はそうした使用環境でもトラクション性能、ブレーキング性能を確保しつつ、耐摩耗性も両立。さらに、冬道で積載状態が変化しても安定した走行ができるようにサポートするとしている。

ワイドトレッド化しつつ、多サイプ&大型ブロックパターンを採用。さらにブロックの変形を抑制する新3D形状オープンサイプを採用
従来モデルの「M934」と比較し接地面内トラクション指数を14%アップ
サイズラインアップ