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TOYO TIRE、ドライブシミュレーターを活用した「タイヤ安全啓発活動」
想定外のシチュエーションを疑似体験することでタイヤの重要さを学べる
2020年7月8日 17:40
- 2020年7月8日 発表
TOYO TIREは7月11日より、自動車に装着しているタイヤの空気圧を適正に管理するなど、タイヤの取扱いに関心を持ってもらうための公開啓発活動「タイヤ安全啓発活動」を実施すると発表した。
日本自動車タイヤ協会が2019年に行なったタイヤ点検の結果では「5台に1台がタイヤの整備不良であった」との結果が示されており、TOYO TIREは2019年のタイヤ安全啓発活動において、独自にソフト開発したドライブシミュレーターを導入。タイヤ空気圧の違いによる操縦安定性の比較や、水のたまった道路を走行する際にタイヤと路面の間に水が入り込み、タイヤが水の上を滑走することでハンドル操作やブレーキが利かなくなるハイドロプレーニング現象が発生した際の走行など、普段は想定をしていないシチュエーションを疑似体験することで、タイヤの適正な取扱いに関心を持ってもらうよう啓発を行なっている。
コロナ禍に遭遇し、移動手段として自動車の利用ニーズは高まり、定期的なタイヤの空気圧点検や雨天時の走行における注意など、改めて安全への意識を高めてもらうよう、2019年に引き続き、ドライブシミュレーターを活用したタイヤ安全啓発活動を実施する。
ドライブシミュレーターでは、アクセルペダル、ブレーキペダルの踏み込みやハンドル操作で運転席から見える景色や揺れを連動させて再現する揺動機構を活用。タイヤが摩耗している場合に、雨天時のコーナリングではどうなるか、タイヤの溝が適正に残っている場合と制動距離の違いはどうか、走行中にタイヤがバーストするとどうなるかなどを体感できる。こうした疑似ドライブ体験により、ユーザーに適切な状態でタイヤを使用することの大切さを理解してもらう。