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シトロエンとビーウィズ、「ベルランゴ」に装着可能なプレミアムスピーカー
薄型ウーファーの開発により装着を可能にした「BEWITH Platinum Voice for BERLINGO」
2020年9月3日 13:56
- 2020年9月3日 発表
- 13万2000円
シトロエン(Groupe PSA Japan)とビーウィズは9月3日、シトロエン「ベルランゴ」用のディーラー装着オプションとして、専用設計の純正交換型プレミアムスピーカーキット「BEWITH Platinum Voice for BERLINGO」をラインアップすることを発表。12月上旬よりシトロエンディーラーにて発売する。価格は13万2000円(取付工賃別)。
BEWITH Platinum Voice for BERLINGOの最大の特徴は、完全新設計の超薄型高性能ウーファーにある。ベルランゴのドアスピーカー取付穴は、外寸に対して最大限の室内空間を確保するため、一般的な他車種と比較しても有効な奥行寸法が非常に浅く、通常の市販スピーカーを取り付けることができなかったという。そこでビーウィズでは、高級Hi-Fiスピーカーとしての高音質を維持しながら取付奥行寸法を従来型と比較して約42%短縮した16.5cm口径の新型ウーファーユニットを新開発し、ベルランゴへの装着を可能とした。
対応するのは2020年秋より発売となるベルランゴ カタログモデル全車に加え、2019年秋より発売しているデビューエディションにも装着可能。
なお、ビーウィズはこれまでにもシトロエン「C5 エアクロス SUV」、およびプジョー「5008」「3008」向けのスピーカーキット「BEWITH Platinum Voice」を2019年10月より順次納入しており、今回納入するキットはそれに続く第2弾となる。
「BEWITH Platinum Voice for BERLINGO」の特徴
ウーファーユニットは、大径の高磁力ネオジムマグネットを外磁型として使用した強力で高効率な磁気回路に加え、浅型でも大きなストローク量を確保できる専用設計の振動板形状やダンパーシステムなど、ビーウィズが培ってきた技術を結集することで、16cmクラスのコーン型Hi-Fiスピーカーとしては極めて異例の取付奥行寸法40mmを実現。奥行寸法が限られたベルランゴのスピーカー取付穴を使用しながらビーウィズ基準のリアルでダイナミックなサウンドを楽しめるようにした。
トゥイーターには、国内外のカーオーディオ愛好家から高く評価されているAM(アルミ-マグネシウム)振動板採用のコンポーネント・カースピーカー、Reference AMシリーズの2.5cmドームトゥイーターを投入。厳選した高音質パーツによるシンプルな専用ネットワークとも相まって、鮮明で情報量豊かな高音再生を実現する。
また装着には、ビーウィズがプロデュースする姉妹ブランド「PLUG&PLAY」の高精度アルミダイキャスト製バッフルボードを採用。スピーカーユニットの音圧をしっかり受け止める薄型高剛性設計で、車両との接触面には、共振を抑えるとともに装着面を保護する制振インシュレーターがあらかじめ貼り付けられる。
この純正スピーカー位置にジャストフィットする専用バッフルボードに加えて、音響専用コンデンサーを使用した高品質のトゥイーター用ネットワークや制振材など、インストールに必要な部材を付属。ドアスピーカー(ウーファー)、トゥイーターはすべて純正スピーカーグリル内に収まり、内装への穴開け加工も不要となるため、内装の雰囲気を変えず、愛車の価値も損わずに装着が可能となっている(車両側スピーカーカプラー部の配線加工が一部必要)。
なお、同製品は純正フロントスピーカーと交換装着するフロント専用品で、リアスピーカーは純正装着品を引き続き使用する形となっている。