ニュース

ダイハツ、「スマートアシスト」搭載車両の累計販売台数が300万台を突破

2020年9月7日 発表

「スマートアシスト」ロゴ

 ダイハツ工業は9月7日、予防安全機能「スマートアシスト」を搭載した同社車両の累計販売台数が8月末時点で300万台を突破したと発表した。これは他社へのOEM供給車両を除いた台数とのこと。

 スマートアシストは、2012年12月にマイナーチェンジして発売した「ムーヴ」で初搭載したもので、軽自動車初となる衝突回避支援ブレーキなど先進デバイスを低価格で採用した。その後、小型ステレオカメラの採用などにより、衝突回避支援機能の進化に加え、認識支援機能や運転負荷軽減機能、駐車支援機能などを搭載し、ユーザーの安全・安心な運転をサポート。また、軽乗用車や小型乗用車のみならず、軽商用車「ハイゼット」や小型商用車「グランマックス」、特装車にも採用するなど、「先進技術をみんなのものに」の考え方のもとスマートアシスト搭載車のラインアップを拡充してきた。

 最新のスマートアシストは、今年6月に発売した新型軽クロスオーバー「タフト」に搭載されたものであり、新開発のステレオカメラを採用することで、夜間の歩行者や追従二輪車の検知を可能にするなど、衝突回避支援機能の性能を向上した。

 現在軽自動車12車種、小型車4車種、計16車種にスマートアシストを搭載し、軽乗用車「コペン」を除くすべての車種に搭載。スマートアシストの搭載比率は約9割となっており、その機能と求めやすい価格で好評いただいているとし、今後も、スマートアシストの発展と、積極的な普及促進に取り組んでいくとしている。

最新の「スマートアシスト」を採用する「タフト」