ホンダのサブスク「ホンダ マンスリー オーナー」愛知4店舗に拡大 1月のサービス開始から会員数約1000人に

ホンダ マンスリー オーナーのサービス概要

　本田技研工業は9月10日、ホンダ車を利用したサブスクリプションサービス「Honda Monthly Owner（ホンダ マンスリー オーナー）」の展開エリアを、9月10日より愛知県のHonda Cars愛知の4店舗、2020年中に全国の主要都市を中心に拡大すると発表した。

　9月10日より愛知県のU-Select名西（愛知県名古屋市）、U-Select半田（愛知県半田市）、U-Select尾張一宮（愛知県稲沢市）、U-Select豊橋（愛知県豊橋市）でサービスを開始。2020年中には、北海道、宮城県、群馬県、神奈川県、大阪府、岡山県、福岡県にも展開エリアを拡大予定としている。

　ホンダ マンスリー オーナーは、税金やメンテナンス費用、自動車保険料などがワンパックで、最短1カ月から最長11カ月まで、定額でホンダ車を利用できるサブスクリプションサービス。ホンダの認定中古車を利用して、月額利用料金としては、軽自動車「N-BOX」で2万9800円からの設定となっている。

　対象車両は、安全運転支援システム「Honda SENSING（ホンダ センシング）」搭載車両や、車いす利用者の移動をサポートする「車いす仕様車」などホンダの中古車ラインアップから選択可能。

ホンダ マンスリー オーナーのサービス概要

　同サービスは、2020年1月28日にU-Select城北（埼玉県和光市）でサービスを開始、1店舗のみの展開でありながら会員数は約1000人（2020年9月10日時点）と好調な立ち上がりとしている。

　最短1カ月から利用できる「気軽さ」や、利用開始前の手続きがWebで完了し、利用開始時の来店は納車時のみで済む「手軽さ」などが評価されているといい、利用用途としては、買い替え検討を目的とした「試乗」が多く、そのほか「通勤・単身赴任」「通院」、ウインタースポーツなど季節性のある「趣味」といった、多様な期間限定用途で利用されている。最近では、公共交通機関の利用を避ける目的で利用するケースも出ており、コロナ禍における新たな移動ニーズを確認しているとしている。

利用用途/利用者の声

　同社では、今後もホンダ マンスリー オーナーをはじめとした、ホンダ製品をより気軽に体感できるサービスを通じて、1人ひとりのユーザーに自由で楽しい移動の喜びを提供していくとしている。