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日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワ、日信工業の統合会社は「日立Astemo(アステモ)」に

技術でリードする世界的規模のメガサプライヤーを目指す

2020年10月19日 発表

日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワ、日信工業の統合会社の商号が「日立Astemo(アステモ)」に決定

 日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワ、日信工業の4社は10月19日、今年度中に完了予定の経営統合について、統合会社の商号を「日立Astemo(アステモ)」としたことを発表するとともに、事業ブランドの新設を決定したことを明らかにした。

 日立製作所、本田技研工業、日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワ、日信工業の6社は2019年10月にオートモーティブ事業に関して経営統合すると発表。ホンダが筆頭株主となっているケーヒンおよびショーワ、日信工業の普通株式をホンダが公開買付けをして完全子会社化。さらに、日立オートモティブシステムズを最終的な吸収合併存続会社とし、ケーヒン、ショーワ、日信工業を吸収合併することがアナウンスされていた。

 日立Astemoでは、ケーヒンのパワートレーン事業、ショーワのサスペンション事業およびステアリング事業、日信工業のブレーキシステム事業におけるそれぞれの優位な技術と、日立オートモティブシステムズがグローバルで有するパワートレーンシステム、シャシーシステム、先進運転支援システムの3つのコア事業の強みを組み合わせることで、モビリティ業界において技術でリードする世界的規模のメガサプライヤーを目指す。

 今回発表した商号においては、「先進的かつ持続可能な社会に貢献する技術を通じて、安全・快適で持続可能なモビリティライフを提供する」との企業意思を明確に表現するため、「Advanced Sustainable Technoligy for Mobility」の頭文字をつなげてAstemoとした。

2019年10月に行なわれた記者会見に出席した株式会社日立製作所、本田技研工業株式会社、日立オートモティブシステムズ株式会社、株式会社ケーヒン、株式会社ショーワ、日信工業株式会社の6社幹部