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日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワ、日信工業が統合完了 日立Astemoとして営業開始
2021年1月6日 13:35
- 2021年1月6日 発表
日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワ、日信工業は1月6日、1月1日をもって経営統合を完了し、日立Astemo(アステモ)として営業を開始したことを発表した。
日立製作所、本田技研工業、日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワ、日信工業の6社は2019年10月にオートモーティブ事業に関して経営統合すると発表。ホンダが筆頭株主となっているケーヒンおよびショーワ、日信工業の普通株式をホンダが公開買付けをして完全子会社化。さらに、日立オートモティブシステムズを最終的な吸収合併存続会社とし、ケーヒン、ショーワ、日信工業を吸収合併することが決定。
2020年10月19日には、日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワ、日信工業の4社が統合会社の商号を日立Astemoとすることを発表していた。
日立Astemoは、パワートレーンシステム、シャシーシステム、先進運転支援システムのコア事業において、自動車や二輪車における先進的なモビリティソリューションを創出するグローバルメガサプライヤーとして誕生。拡充した企業規模と統合した4社の技術力によって、成長事業分野であるCASE領域における技術革新をリードする。
また、エンジニアのリソースを最適化し、次世代技術の開発を加速させると同時に高度なソフトウェアを部品に組み合わせ、モビリティソリューションの分野におけるグローバルリーダーシップポジションを確立していく。日立Astemoは、日本をはじめ中国、インドを含むアジア、北・南米、欧州などを網羅する世界27か国に約9万人の従業員を擁し、グローバルな拠点体制で事業を展開するとしている。
日立Astemoの概要
名称:日立Astemo株式会社(英文表記:Hitachi Astemo, Ltd.)
本社:東京都千代田区大手町二丁目2番1号 新大手町ビル
代表者の役職・氏名:代表取締役 プレジデント&CEO ブリス・コッホ
事業内容:自動車部品および輸送用ならびに産業用機械器具・システムの開発、製造、販売およびサービス
関連会社数:(連結)123社
総従業員数:(連結)約90,000人
資本金:(連結)515億円
大株主及び持ち株比率:(連結)株式会社日立製作所:66.6% 本田技研工業株式会社:33.4%