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マグナ、最大3カメラからのライブ映像をルームミラーに表示する「CLEARVIEW」技術 2022年市場投入

自動車メーカーロゴや車両ロゴのディスプレー表示も可能

2020年10月27日(現地時間)発表

カメラとミラー技術を組み合わせた「CLEARVIEW」技術が2022年に市場デビュー

 カナダの自動車部品メーカーであるマグナ・インターナショナルは10月27日(現地時間)、カメラとミラー技術を組み合わせた「CLEARVIEW」技術を2022年に市場デビューさせると発表した。

 CLEARVIEWはミラー、カメラ、エレクトロニクス、ソフトウェアなどの技術を組み合わせたインテリジェント・ビジョンシステムで、フレームレスデザインを用いたルームミラーに同時に後方確認カメラ(最大3つ)から取り込んだライブ映像を表示できるというもの。静電容量タッチパネルを使用することで、自動車メーカーのロゴや車両ロゴをディスプレー表示させることも可能という。

 サイドカメラはドアミラーの一番端に搭載され、車両の最大幅を超えた位置にカメラがあるため最大の視界幅を可能にし、ドライバーの視認性と安全性を改善。

 さらにサラウンドビュー、死角検知、自動防眩機能、録画機能、電動折り畳み機能といった機能を追加することも可能としている。

 今回の発表について、マグナ メカトロニクス、ミラーズ、ライティング製品グループ担当プレジデントのJohn O’Hara氏は「このCLEARVIEWシステムは、マグナのカメラとエレクトロニクス技術をミラー技術と組み合わせることにより作り出され、ドライバーにクルマの周辺情報をより詳しく提供し、安全性を向上した完全なるビジョンシステムです」と述べている。