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トヨタ、「クラウン」を一部改良 「ドライバー異常時対応システム」初搭載
12.3インチTFTタッチワイドディスプレイのT-Connect SDナビゲーションシステムなど採用
2020年11月2日 14:31
- 2020年11月2日 発売
- 489万9000円~739万3000円
トヨタ自動車は11月2日、トヨタ初採用となる「ドライバー異常時対応システム」の装備など「クラウン」を一部改良して発売した。価格は489万9000円~739万3000円。
クラウンに装備される予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」に「ドライバー異常時対応システム」がトヨタで初採用された。ドライバー異常時対応システムでは、体調急変などドライバーの無操作状態が継続している場合、徐々に車両を減速させ自車線内に停車。早期救命救急をサポートする。
さらに、「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」には、AI技術により前方カーブの大きさを推定し、ステアリングの切り始めで速度抑制を開始する「カーブ速度抑制機能」が初採用された。
このほか、Toyota Safety Senseでは、歩行者検知(昼夜)および自転車運転者検知(昼)をおこない衝突回避または被害軽減に寄与する「プリクラッシュセーフティ」に、以下の先進機能を追加して、対応する事故形態を拡大させている。
・交差点右折時の対向直進車、ならびに右左折時の対向方向から横断してきた歩行者も検知可能
・低速時、自車直前の歩行者や自転車運転者、車両を検知し加速を抑制する“低速時加速抑制機能”
・緊急時のドライバー回避操舵をきっかけに操舵をアシストする“緊急時操舵回避支援機能”
なお、販売店装着オプションとして、障害物の有無にかかわらず、アクセルの踏み間違いを検知すると加速を抑制する「プラスサポート」を設定している。
12.3インチTFTタッチワイドディスプレイのT-Connect SDナビゲーションシステムなど採用
内外装の質感向上としては、「RS Advance」「RS Advance Four」と「G」「G Four」への本革シート採用を拡大。12.3インチTFTタッチワイドディスプレイのT-Connect SDナビゲーションシステムを採用。また、「RS Advance」「RS Advance Four」専用の18インチアルミホイール(スパッタリング塗装)などホイールバリエーションを充実させた。
ボディカラーは、新規開発色「プレシャスホワイトパール」「プレシャスメタル」に加えて、「エモーショナルレッドII」の3色を新たに採用している。