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スーパーフォーミュラ、山本尚貴選手が2020年シーズンのシリーズチャンピオンに

山本選手「SUPER FORMULAとSUPER GTのダブルタイトルを獲得でき、こんなに幸せなことはありません」

山本尚貴選手が2020年シーズンのシリーズチャンピオンを獲得

 12月19日~20日、富士スピードウェイにおいて「2020年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第7戦」が行なわれ、DOCOMO TEAM DANDELION RACING(ドコモ・チーム・ダンディライアン・レーシング)の山本尚貴選手が5位に入賞し、今シーズンのシリーズチャンピオンを獲得した。山本選手にとって、3度目となる同タイトルの獲得となる。

 決勝レースでは、2番手からスタートした坪井翔選手(ジェームス ピーエムユーセルモインギング)が今季2勝目。チャンピオンが掛かった山本選手と平川亮選手(イトウチュウエネクス チーム インパル)の直接対決は、3番手からスタートした山本選手と8番手スタートの平川選手が熾烈なバトルを繰り広げたが、山本選手が平川選手を抑えフィニッシュ。また、ポールポジションからスタートして逆転チャンピオンを狙っていた野尻智紀選手(チーム・ムゲン)は、マシントラブルにより無念のリタイアとなっている。

 山本選手はこの結果を受け、「直接のライバルに追われ続けて長く感じるレースでしたが、2年ぶり3度目となるSUPER FORMULAのチャンピオンを獲ることができて本当にうれしく思います。今回はライバルたちよりも多くポイントを獲得すればタイトルという条件でしたが、なんとかその通りの結果を出すことができました。今シーズンは序盤で思うようにポイントを積み上げることができませんでしたが、チームの総合力とファンの皆さまの応援のおかげでタイトルをつかむことができました。また、個人としては2018年に続いてSUPER FORMULAとSUPER GTのダブルタイトルを獲得でき、こんなに幸せなことはありません。そしてスポンサーおよび応援して下さる皆さま、本当にありがとうございました!」とコメント。

山本選手は今シーズン、スーパーフォーミュラとSUPER GTのダブルタイトルを獲得

 また、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGの吉田則光監督、本田技研工業 代表取締役社長の八郷隆弘氏も喜びの声を寄せている。

吉田則光監督

SUPER FORMULAでは初めてのドライバーズチャンピオンを輩出することができ、うれしい気持ちでいっぱいです。われわれのチャレンジを支えていただいたスポンサーや関係者、そしてファンの皆さまに感謝いたします。
今シーズンは新型コロナウイルスの影響で日程が大幅に変更になるなど異例のシーズンとなりましたが、菅生ラウンドから結果に結びつく走りを見せて頂点に登りつめた山本選手の底力はさすがだなと思います。
これからも熱いレースをお見せできるようチーム一丸となって頑張ってまいりますので、応援よろしくお願いします

八郷隆弘社長

2度目となるSUPER FORMULAとSUPER GTのダブルタイトルを獲得した山本尚貴選手と、吉田則光監督をはじめとするチームおよび関係者の方々、そしていつも熱い応援をしてくださるファンの皆さまに心より感謝と祝福を送りたいと思います。また、山本選手にはSUPER GT最終戦での劇的なチャンピオン獲得の時のように、最後までゆるぎないタイトルへの強い想いを見せてもらいました。
Hondaとしては、SUPER GTに続き国内のメジャータイトルを獲得することができ大変うれしく思います。2021年も参戦するすべてのカテゴリーで勝利を目指し、情熱を持ってチャレンジしてまいりますので、引き続きご声援をよろしくお願いします