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コンチネンタル、突発的な少量降雪に対応するスポーツタイヤ「エクストリーム・コンタクト DWS06 PLUS」

従来モデルからスノーとウェットブレーキング性能を向上

2021年3月1日 発売

オープンプライス

スポーツタイヤ「ExtremeContact DWS06 PLUS」を3月1日から順次発売

 コンチネンタルタイヤ・ジャパンは、「ExtremeContact DWS06(エクストリーム・コンタクト DWS06)」の後継モデルとなるスポーツタイヤ「ExtremeContact DWS06 PLUS(エクストリーム・コンタクト DWS06 プラス)」を3月1日から順次発売する。発売サイズは16インチから22インチの全90サイズで、パフォーマンス重視のスポーツカー、プレミアムセダン、SUV、CUVからミニバンまで適合。価格はオープンプライス。

 ExtremeContact DWS06 PLUSは北米を主要マーケットとして開発が行なわれ、広大な国を縦横断するために通常のサマータイヤと比較してスノー性能を高めたタイヤ。非降雪地域での突然の少量降雪であれば対応可能としているが、降雪地域に住む人、過酷な積雪や凍結路面での使用を想定する場合はスタッドレスタイヤの使用を推奨している。また、オールシーズンタイヤではないこともうたわれている。

ExtremeContact DWS06 PLUSの路面適合表

 このExtremeContact DWS06 PLUSでは、従来モデルから主要な性能全般でさらなる向上を目指し、SPORTPLUS+テクノロジーによってより正確なハンドリング、滑りやすい路面での力強いグリップ力、静粛性の改善を実現。また、スノーとウェットブレーキング性能を大きく向上させたことで、急な天候の変化にもより安全でより安心に走行を継続できるという。

 SPORTPLUS+テクノロジーは「3Dサイプ」「トラクション・グルーブ」「チャムファード・エッジ」「マクロ・ブロック」「X-サイプ」からなり、かみ合う構造の3Dサイプがお互いに支えあい、剛性と有効なエッジ形状を保つことでより正確なハンドリングを実現。また、トラクション・グルーブの底に配された梯子状の突起がキャタピラーのように力強く雪をかむことで、積雪路でのトラクションを向上させるとともに、トレッドのゆがみを減らすチャムファード・エッジの数を増やすことで、路面とのより大きな接地面積を確保し、滑りやすい路面でのグリップ性能を強化しているという。

 また、マクロ・ブロック・テクノロジーを採用し、横方向の剛性を向上。コーナリング時により大きな接地面を確保できるようにデザインされたアウトサイドのブロックにより、狙ったラインをつかむ操縦安定性、コーナリング時の優れた走行安定性とグリップ性能を発揮するという。さらに全方向に対して有効なエッジを持つX-サイプ・ネットワークにより、雪道や滑りやすい路面で優れたトラクションを発揮するとのこと。

SPORTPLUS+テクノロジー
タイヤ構造

 そのほか、トレッド面に「D」「W」「S」のインジケーターを設置。タイヤの摩耗とともにインジケーターの文字が消えることで、その文字が表すドライ(D)、ウェット(W)、スノー(S)性能の限界が来たことを知らせるギミックとなっている。

発売サイズ(⑤は5月以降、⑥は6月以降の発売を予定)
7月以降に順次発売予定のサイズ