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アウディ、新型「Q5」「SQ5」 エクステリアデザインとパワートレーンを刷新
Q5のモデルラインアップを「advanced」「S line」の2種類に
2021年2月8日 16:31
- 2021年3月8日 発売
- Q5:681万円~788万円
- SQ5:915万円
エクステリアデザインをアップデートし、パワートレーンも刷新
アウディ ジャパンは、プレミアムミッドサイズSUVの「Q5シリーズ」となる「Q5」「SQ5」をモデルチェンジして3月8日に発売する。価格はQ5が681万円~788万円、SQ5が915万円。
2017年に2世代目へとフルモデルチェンジしたQ5シリーズは、アウディの特徴であるスポーティかつエレガントなデザイン、卓越した走行性能と先進テクノロジーを融合したモデルで、ヨーロッパ市場のプレミアムミッドサイズセグメントにおいて、長年に渡ってベストセラーSUVの1台であり続けているという。
モデル | エンジン | トランスミッション | 駆動方式 | ステアリング位置 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
40 TDI quattro advanced | 直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボディーゼル(204PS/400Nm) | 7速Sトロニック(7速DCT) | 4WD | 右 | 6,810,000円 |
40 TDI quattro S line | 7,390,000円 | ||||
45 TFSI quattro advanced | 直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボ(249PS/370Nm) | 7,300,000円 | |||
45 TFSI quattro S line | 7,880,000円 | ||||
SQ5 | V型6気筒 3.0リッター直噴ターボ(354PS/500Nm) | 8速ティプトロニック(8速AT) | 左/右 | 9,150,000円 |
今回のモデルチェンジでは、新たなグレード構成を「advanced」「S line」として、エクステリアデザインを大幅にアップデート。アウディのSUVシリーズ、「Q」モデルのデザイン言語をさらに進化させ、パワー、堅牢性、安全性を力強く表現。八角形のシングルフレームは、よりフラットで幅広い形状に変更され、開口部を広げたサイドインテークには、台形をモチーフにしたデザインを採用。LEDヘッドライトの上部には、新しいライトシグネチャーを備えたデイタイムランニングランプが組み込まれた。サイドビューは、デザインが見直されたシルインサートにより、視覚的により軽快な印象を付与。リアエンドのハイライトは、新デザインのテールランプや、左右のライトクラスターを繋ぐ新しいトリムエレメントなどとなる。
advancedはQ8が採用しているグリッド形状のグリルにマットアルミルックの力強い垂直ラインを採用。S lineには、よりスポーティなアルミニウムルックインサートを施したSモデル専用のハニカムメッシュシングルフレームグリルを採用し、新装備のマトリクスOLEDリアライトを標準装備。前後のLEDライトにはダイナミックインディケーターを内蔵するほか、Sルーフスポイラーを装着する。さらにadvancedには、S lineの要素を加えより魅力を高めるplusパッケージを、また全車にAudi exclusiveによるブラックスタイリングパッケージをオプションとして用意している。
ボディカラーはSQ5およびS line専用色として、「クワンタムグレー」「ウルトラブルーメタリック」「ディストリクトグリーンメタリック」を新規設定した。
インテリアでは、最新のインフォテインメントシステムMIB3を初採用。10.1インチにサイズアップしたセンタースクリーンはタッチパネル式となり操作性の向上を図るとともに、よりシンプルでクリーンなコクピットデザインを実現。また「Hey Audi」と呼びかけるだけで音声入力が開始され、自然言葉によって目的地の入力やエアコンの温度設定などを可能とした。ネットワーク接続は、物理的なSIMカードではなく、eSIMを用いて行なわれる。
advancedには、ドアアームレストやセンターコンソールにアーティフィシャルレザーを用いて、リアシートヒーターなどを採用したラグジュアリーパッケージを設定。また、SQ5のシート素材はダイナミカ/レザーのコンビネーションを標準装備とし、オプションのレザーパッケージを選択すると、ダイヤモンドステッチ付きのレザーとなるほか、左ハンドル仕様も選択可能とした。
パワートレーンも刷新され、45 TFSI quattroは249PS/370Nmを発生する直列4気筒2.0リッター直噴ターボエンジンを、40 TDI quattroは、204PS/400Nmを発生する直列4気筒2.0リッター直噴ターボディーゼルエンジンを搭載し、それぞれベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)と12Vリチウムイオンバッテリーを用いたマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を採用。より効率を高めたAWDクラッチ付quattro四輪駆動システムは7速Sトロニックトランスミッションと組み合わせられ、システムが4WD走行を不要と判断したときには、AWDクラッチによりプロペラシャフトと、リアデファレンシャル内のデカップリングクラッチによりリアドライブシャフトをそれぞれ切り離すことで、前輪のみにトルクを配分。コースティング(惰力走行)時にはエンジンを完全停止するなど、燃料消費量を抑制しながら快適なドライビングを実現する。
SQ5のパワートレーンは、最高出力260kW(354PS)、最大トルク500Nmを発生するV型6気筒3.0リッターターボエンジンを搭載し、トランスミッションには8速ティプトロニックを組み合わせ、機械式センターディファレンシャルを搭載するquattro四輪駆動システムと、ダンピングコントロール Sスポーツサスペンションにより、ダイナミックなハンドリング性能と上質な乗り心地の両立を実現。足下には5ツインスポークデザインの20インチアルミホイールを標準装備。オプションで21インチホイールも選択可能とした。