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2台の「ハイエース」が全日本ラリー初参戦 丸徳商会とサンコーワークスが「CAST RACING」結成
車検対応機能性パーツ「CAST」の製品開発の実地検証を兼ねた参戦
2021年3月1日 16:43
- 2021年3月1日 発表
丸徳商会は3月1日、サンコーワークスとともにチーム「CAST RACING」を結成して、トヨタ自動車の「ハイエース」で2021年度の全日本ラリーにスポット参戦すると発表した。
CAST RACINGの全日本ラリーへの参戦は2台体制で、車両は現行型トヨタ「ハイエース」(型式:TRH200)で参戦クラスはJN-3クラス。監督は丸徳商会 代表取締役社長の徳間信平氏が務める。
1台目の車両名は「CAST RACING SANKO」で、ドライバーはサンコーワークス代表の喜多見孝弘選手、コ・ドライバーは木原雅彦選手。
2台目の車両名は「CAST RACING MARUTOKU」で、ドライバーはモータージャーナリストの国沢光宏選手、コ・ドライバーは槻島もも選手。
さらに、CAST RACING MARUTOKUでは、社員ドライバー板倉麻美選手を起用して、他カテゴリーのラリーへの参戦も予定している。
全日本ラリーへの参戦は、丸徳商会が、サンコーワークスで開発・製造を行なう200系「ハイエース」の乗り心地を改善するための車検対応機能性パーツ「CAST(キャスト)」の1次代理店としての取り扱いを開始するのに合わせたもので、製品開発の実地検証を兼ねた参戦という。
“CAST”はハイエース用機能性パーツとして、ショックアブソーバーチューニング「Neo Tune(ネオチューン)」を展開、今回新たに「トルク感知式サイレントLSD」「40段調整式Neo Tune別タンク式ショックアブソーバー」など製品ラインナップを拡充、今後も新製品を発表予定としている。
チームでは、ラリーイベントと併催でハイエースオフ会なども計画している。