トヨタ、「ハイエース」「レジアスエース」一部改良で「Toyota Safety Sense P」標準装備

一部改良を行なったハイエース バン

　トヨタ自動車は、「ハイエース（バン・ワゴン・コミューター）」「レジアスエース（バン）」を一部改良して12月1日に発売する。価格はハイエース（バン・ワゴン・コミューター）が240万5160円～391万680円、レジアスエース（バン）が240万5160円～370万4400円。

ハイエース バン、レジアスエース バン

ハイエース ワゴン

ハイエース コミューター

　また、ハイエース、レジアスエースともに、バンのスーパーGLをベース車として、内外装をダークカラーで統一した特別仕様車「スーパーGL“DARK PRIME”」を設定。価格はそれぞれ310万8240円～400万1400円。

ハイエースとレジアスエースの特別仕様車「スーパーGL“DARK PRIME”」

ハイエース バンのスーパーGL、ワイドボディ、ディーゼルエンジン搭載車（ブラックマイカ）

　今回の一部改良では、ミリ波レーダーと単眼カメラの2つを用いて「歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ」「レーンディパーチャ―アラート」「オートマチックハイビーム」の3つの先進安全機能で衝突回避や衝突時の被害軽減をサポートする衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を標準装備。

　より安全性に配慮するため、車両の安定性を確保する「VSC＆TRC」や、急な坂道での発進時に一定時間車両保持をする「ヒルスタートアシストコントロール」、盗難防止に貢献する「オートアラーム」を全車標準装備した。

　ディーゼル車においては、直列4気筒 2.8リッターディーゼルエンジン「1GD-FTV」を搭載し、6速ATを採用することで、従来型に対してJC08モード燃費が1.6km/L～1.0km/L向上。「平成21年基準排出ガス10％低減レベル」の認定を取得し、仕様によって「エコカー減税」の免税措置対象となる。

　ボディカラーは、ハイエースのワゴンに「ベージュメタリック」「ラグジュアリーパールトーニング」（オプション）を新たに設定した。

ハイエース バンのスーパーGL、標準ボディ、ディーゼルエンジン搭載車のインテリアイメージ

ハイエース バンのスーパーGL、標準ボディ、ディーゼルエンジン搭載車の荷室イメージ

ハイエース コミューターのGL（シルバーマイカメタリック）

ハイエース ワゴンのグランドキャビン（ラグジュアリーパールトーニング）

レジアスエース バンのスーパーGL、ワイドボディ、ディーゼルエンジン搭載車（ブラックマイカ）

　加えて、ウェルキャブとTECS（メーカー完成特装車）についても、ベース車と同様の改良を施している。ただし、ウェルキャブのワイドボディとTECS車にはToyota Safety Sense Pが、幼児バスにはオートアラームが装備されない。

ウェルキャブ 車いす仕様車“Aタイプ”、ロング 標準ボディ（ルーフサイドウインドウ装着車）

ハイエース、レジアスエース（ウェルキャブ 車いす仕様車）

ハイエース（ウェルキャブ ウェルジョイン）