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ヴァレオとダイナミックマップ基盤、自動運転・ADAS技術開発に関するパートナーシップ合意

ヴァレオの自動運転レベル4実証実験車。「Drive4U」を搭載して実証走行を行なっている

 ヴァレオとダイナミックマップ基盤は2月25日、自動運転・ADAS技術の開発に関するパートナーシップに合意した。ヴァレオは自動車部品の大手サプライヤーとしてADASシステムやLiDARである「Valeo SCALA」などを自動車メーカーに供給。ダイナミックマップ基盤は、センチメーター級のHD(高解像度)マップ高精度3次元点群データ(ポイントクラウドデータ)を提供している。

 両社のパートナーシップは、「ADASや自動運転の品質向上に必要な高精度自車位置推定技術、および地図更新技術につき、非独占的にグローバルに共同でサービスを提供することを目的に、技術・事業両面の検討を行なうことを合意」としており、自動運転システムの開発を促進するために、正確な自車位置推定とHDマップ更新のためのテクノロジとビジネスモデルを共同で開発していくことになる。

ダイナミックマップ基盤のデータと、ヴァレオの「SCALA」を利用した自車位置と周辺認識

 ヴァレオはすでに自動運転レベル4を実現する「Drive4U」搭載車両をお台場地区で実証走行しており、高精度地図+「SCALA」での走行による検証を進めている。