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メルセデス・ベンツ、花粉飛散量予測情報の表示サービス導入

「MBUX」搭載の対象モデルでナビゲーションマップ上に表示

2021年3月3日 発表

花粉情報表示画面サンプル

 メルセデス・ベンツ日本は3月3日、オンライン機能付き「MBUX」搭載モデルを対象に、花粉飛散量の予測情報表示を2021年3月3日~5月15日の期間中、「Mercedes me connect」の天気予報表示サービスの1つとして追加導入すると発表した。

 対象モデルは、オンライン機能付き「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」を搭載する17モデルで、ナビゲーション設定画面において、花粉情報の表示を選択することで、対象モデルのナビゲーションマップ上に、地図の縮尺に応じて表示されるようになる。

花粉情報表示選択画面サンプル

 花粉飛散量は「少ない」「やや多い」「多い」「非常に多い」の4段階で表示され、走行中のエリアだけではなく、目的地付近の花粉飛散量の予測も表示可能なため、事前にチェックした上での花粉症対策に役立てることが可能としている。

花粉情報表示画面サンプル

対象モデル(オンライン機能付きMBUX搭載)

Aクラス:2018年10月発表モデルから
Aクラスセダン:2019年7月発表モデルから
Bクラス:2019年6月発表モデルから
CLA:2019年8月発表モデルから
CLAシューティングブレーク:2019年8月発表モデルから
GLA:2020年6月発表モデルから
GLB:2020年6月発表モデルから
Eクラス:2020年9月発表モデルから
Sクラスセダン:2021年1月発表 新型モデルから
CLS:2020年9月発表 一部改良モデルから
GT 4ドア クーペ:2020年7月発表 一部改良モデルから
GLC:2019年10月発表モデルから
GLCクーペ:2019年10月発表モデルから
GLE:2019年6月発表モデルから
GLEクーペ:2020年6月発表モデルから
GLS:2020年3月発表モデルから
EQC:2019年7月発表モデルから

 なお、同サービスを利用するには、Mercedes me connectサービスのためのアカウント作成や必要な情報の登録、および車両とのペアリングが必要。また、携帯電話やPC等で専用のウェブサイト及びアプリを立ち上げて、天気予報サービスを有効化する必要がある。この設定は新車納車時に実施を勧めているため、多くのユーザーはナビゲーション設定を変更するだけで表示可能となっている。