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古河産業、軽トラベースの「自走式PCR検査BOX」を販売開始

軽トラックの荷台を活用

2021年3月11日 発表

 古河電工グループの商社である古河産業とビッグウェーブホールディングスは、軽トラックをベースにした「自走式PCR検査BOX&診察室」を発売した。

 自走式PCR検査BOX&診察室は、医療従事者を感染から守り、PCR検査を受けたい人にその機会を広く提供することができる自走可能な検査場として機能を絞り、軽トラックの荷台を活用することで、コストを重視した設計とした。

PCR検査BOX 室内図面

 製品特徴としては、室内を陰圧制御して、検査する人とされる人を完全に分離することで、飛沫感染リスクを最小限に抑えた。また、HEPAフィルターユニットを搭載してクリーンな空気を屋外に放出することで、近隣住民にも配慮した。

室内を陰圧制御して、検査する人とされる人を完全に分離することで、飛沫感染リスクを最小限に抑えた
HEPAフィルターユニットを搭載してクリーンな空気を屋外に放出することで、近隣住民にも配慮
「PCR検査バス」BOXの大型版であるバスもラインアップ。PCR検査、発熱外来用診察室、ワクチン摂取などの簡易な医療行為も可能。現在、全国の自治体や医師会、病院で稼働しているという
「陰圧式テント検査室」は蛇腹付きフレームにキャスター付き。折り畳みが可能で、容易に移動させることもできる。設置場所の確保や設営、撤去が容易で、安全性にも配慮した