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ノキアンタイヤ、新製品のオールシーズンタイヤ「NOKIAN SEASONPROOF」シリーズ発売 全51サイズ

195/65R15 95Hで低燃費タイヤグレードの最高評価「AAA-a」を取得した新製品サマータイヤ「NOKIAN HAKKA GREEN 3」も

2021年4月 順次発売

オープンプライス

 阿部商会は3月25日、ノキアンタイヤの新製品オールシーズンタイヤ「NOKIAN SEASONPROOF」シリーズと、サマータイヤ「NOKIAN HAKKA GREEN 3」を、4月より順次発売すると発表した。価格はオープン。

計51サイズをラインアップするオールシーズンタイヤ

 NOKIAN SEASONPROOFシリーズは、欧州で冬季用タイヤとして認められたタイヤに付けられる「スリーピーク・マウンテン・スノーフレーク」マークを取得し、日本でも高速道路等の冬タイヤ規制時に走行可能な「冬用タイヤ」として認証されているオールシーズンタイヤ。

 NOKIAN SEASONPROOF(ノキアン シーズンプルーフ)で33サイズ、NOKIAN SEASONPROOF SUV(ノキアン シーズンプルーフ エスユーブイ)で17サイズ、155/65R14のみ設定されるNokian Weatherproof(ノキアン・ウェザープルーフ)の1サイズ、計51サイズをラインアップ。

「マルチ・ファンクショナル・オールシーズン・サイピング」による繊細なサイピングで、スノー・ウェット性能とドライ性能をバランスよく実現。回転方向指定パターンを採用して、排雪、排水、排シャーベット性能を確保。スノー・ウェット・シャーベット路面でも安全なドライブを可能にするという。

 ウェット性能では、シリカを高配合したコンパウンドで、ウェット性能と耐摩耗性を確保。摩耗性では従来モデルの「シーズンプルーフ」と比較して25%向上。ウェット性能では、ポリッシュド・グルーヴという磨かれ撥水性を高めた溝によりウェット性能を向上。全サイズで、EUラベルのウェットグリップ性能「B」(日本の低燃費ラベルの「ウェットグリップ性能」の「b」に相当)を獲得した。

 ドライ性能では、複数の段をブロック間に設けることで、ブロックの無駄な動きを抑制し剛性を向上し、ふらつきを防いだ。

NOKIAN HAKKA GREEN 3(ノキアン ハッカ グリーン スリー)

 ハッカグリーン3は、プレミアム・サマータイヤ「ハッカシリーズ」の2021年最新モデル。195/65R15 95Hサイズでは、日本の「低燃費タイヤ等ラベリング制度」で、転がり抵抗係数「AAA」、ウェットグリップ性能「a」と、ともに最高グレードを取得した。

 北欧の春の低い気温下でも柔軟性を保ち優れたグリップ力を発揮させるとともに、従来モデルの「ハッカグリーン2」と比較して35%耐摩耗性を向上させた。また、100%植物由来の樹脂をコンパウンドに配合し、転がり抵抗の軽減にも成功。タイヤの軽量化により、乗り心地の軽やかと低燃費性能を実現させたとしている。

 大きめに設計したアウターブロックや頑丈なセンターリブで、優れたハンドリングとコーナリング性能を実現。また、トレッド幅全体をカバーするナイロンキャップで向上された剛性の高い内部構造によって安定した走行をサポート。さらに、中央の「アクティブ・ハイドロ・ゾーン」や、内側のブロックの形状から得られる「コアンダ効果」により、効率的にタイヤ内の水を排除。優れた対アクアプレーニング性能を実現させたという。

 なお、ノキアンタイヤ公式youtubeチャンネルでは4月9日17時30分より、元F1世界チャンピオンでノキアンタイヤオフィシャルアンバサダーのミカ・ハッキネン氏と、モータージャーナリストの高橋二朗氏をゲストに迎えた新製品発表記念イベントを実施、製品説明とともにトークセッションを展開予定としている。