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突然の降雪でも安心、1年中履き替え不要のオールシーズンタイヤ最新カタログ【2021年度版】
軽自動車から乗用車、ミニバン、SUV、商用車用まで網羅の完全保存版
2021年3月19日 00:00
オールシーズンタイヤとは
2021年は大寒波の訪れから始まり、その後も強い寒波が日本列島を襲い、降雪エリアの道路では大雪による立ち往生がたびたび発生したのは記憶に新しいところ。多くの読者も降雪予報を聞いてスタッドレスタイヤやチェーンなどを購入したと思うけれど、幸いにも関東平野部などではあまり積雪はなく難を逃れられた。こういった不安定な天候に心強いのが多少の雪でも走行できる「オールシーズンタイヤ」だ。
オールシーズンタイヤはドライ路面やウエット路面では夏タイヤ同等の性能を発揮しつつ、雪上や高速道路の冬用タイヤ規制でも走行でき、1年中履き替えずに走れるのが大きな特徴。突然の降雪予報や移動中の降雪でも慌てずに目的地に到着できるのは頼もしい限り。
ここではそんなオールシーズンタイヤの特徴について各メーカーに聞いてみたので、自分の乗り方にあったオールシーズンタイヤを選んでほしい。
ダンロップ「ALL SEASON MAXX AS1」(オールシーズンマックス エーエスワン)
サイズラインアップ:145/80R13 75S~225/45R18 95H(一部サイズは4月発売)
採用技術
「ALL SEASON MAXX AS1」は「雪上」「ドライ」「ウエット」「ロングライフ」に対応する性能を持つオールシーズンタイヤ。そのためタイヤに用いられる技術は一般のタイヤより多く複雑になっている。
雪上走行を行なうためには雪の上でのトラクションを得ることが必要だが、ALL SEASON MAXX AS1ではトレッドセンター部に「スイッチグルーブ」と呼ぶ溝のジャンクションを設けることで雪柱せん断製を高めて対応。また、新開発の積雪から乾燥路面に適したコンパウンドも採用している。
通年使用するタイヤとして重要なドライ路面での性能は、トレッド面のセンターに幅広のリブを確保することでアスファルト路面を正確に捉える作りを採用。また、ブロックを細分化することで路面からの入力を緩和してパターンノイズの低減に成功。なお、こうしたブロックの配置は、ブロック同士を支え合う効果もあるのでパターン剛性を向上させている。
ウエット路面用の技術としては、トレッド面にセンターから左右にVシェイプの主溝を設け、これが水膜を効率よく排水する役割を担っている。さらにこの溝を夏タイヤ(エナセーブ EC204)より深溝にしたことで排水容積を高めている。この深溝設計と新開発のコンパウンドによりロングライフ化を実現している。
ダンロップ広報部コメント
ある日、天気予報で今週雪が降ると言われ、冬タイヤへ交換しようと思ったら予約でいっぱいだったという経験はないでしょうか? そんな急な雪でも慌てず安心して走ることができるのが、当社オールシーズンタイヤ「ALL SEASON MAXX AS1」です。「ALL SEASON MAXX AS1」には「超マルチコンパウンド」を採用しており、常温で夏タイヤ(エナセーブ EC204)と同程度の硬さを持たせながら低温下でも硬くなりにくい性質を持ち、ドライ路面、ウエット路面から雪道までさまざまな路面で確かなグリップ力を発揮します。
ウエット路面の場合「Vシェイプ主溝」が水を効率よく排水することで、夏タイヤ以上のウエット性能を発揮し雨の日も安心です。ドライ路面では、十分タイヤのセンター部に幅広リブを設けることで夏タイヤのような走破性と、ブロックを細分化することで静粛性を実現しています。雪道の性能は、センター部分にアグレッシブな横方向の溝「スイッチ グルーブ」を設け、溝の交差ポイントが雪を踏み固めることで力強いトラクション性能、ブレーキ性能を実現します。また、スノーフレークマーク刻印があるため、高速道路冬用タイヤ規制も走行可能です。そして、ライフ性能は当社夏タイヤ以上のため経済面で嬉しいロングライフです。
おかげさまで「雨の日でもしっかりハンドリングができて安心した」「高速道路でタイヤがよれることなくしっかり追従してくれている感じだった」など、お客さまからご好評をいただいております。「タイヤ交換が面倒だけど、急な雪にも備えたい」「タイヤを保管するスペースをなくしたい」と悩まれている方、AS1はお客さまの乗り方次第で賢い選択肢かもしれませんのでおすすめです。
関連リンク
ダンロップ(住友ゴム工業)
https://tyre.dunlop.co.jp/
オールシーズンタイヤ特設ページ
https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/lineup/aslineup/
製品ページhttps://tyre.dunlop.co.jp/tyre/lineup/allseason/
サイズラインアップ
https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/lineup/allseason/size.html#as1-45-80
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ダンロップ、13インチ~18インチのオールシーズンタイヤ「ALL SEASON MAXX AS1」
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ダンロップ「ALL SEASON MAXX VA1」(オールシーズンマックス ブイエーワン)
サイズラインアップ:145/80R12 80/78N、155/80R14 88/86N、195/80R15 107/105N
採用技術
商用車専用のオールシーズンタイヤで、乗用車用と同様に夏タイヤ以上のロングライフ性を持ちつつ、急な降雪にも対応可能。
雪道の対策はトレッドセンター部の溝に雪を掴むための交差点を配置。これにより雪柱せん断力を高めている。なお、雪上走行には一定以上の溝の深さが必要なので、通常のタイヤ摩耗限界とは別に雪上使用限界を示すプラットフォームが設けてあるのも特徴。
通年で使用するタイヤということからドライ路面に向けた技術も搭載。ALL SEASON MAXX VA1では、センター部分に幅広いブロックを配置することで路面を正確に捉えつつ、ショルダー部の剛性を高めて運動性も向上させている。太い主溝と深溝設計による高い排水性により、濡れた路面でも安心感のあるブレーキングを実現。また、深溝設計はロングライフ化にも貢献している。
ダンロップ広報部コメント
降雪が少ない地域でも、雪が降ったら念のため冬タイヤへ履き替える必要がありますが、それには時間もお金もかかります。商用車となれば、なおさらお客さまとの信頼にも関わるため雪で足止めされるわけにはいきません。「ALL SEASON MAXX VA1」は、2021年3月に発売した「ALL SEASON MAXX」の第2弾商品で、夏タイヤ(エナセーブ VAN01)同等の性能でありながら、「急な雪にも慌てないオールシーズンタイヤ」として、商用車の運転をサポートする商品です。
ドライ路面では、タイヤのセンター部分に幅広いブロックを配置することで路面を正確に捉えつつ、ショルダー部の剛性を高めることで高い運動性を確保し、夏タイヤ同様の操縦安定性を発揮します。ウエット路面では、高い排水性を発揮する太い主溝を2本配置するとともに当社夏タイヤよりも深溝設計にすることで排水容量を倍以上確保し、濡れた路面でも高いブレーキ性能を実現するので雨の日も安心です。
雪道では、雪柱せん断力に効果的なセンター部の溝に「交差点」を配置することで、雪道に確かなグリップ力を可能にしました。さらに国際基準で定められているスノーフレークマーク刻印があり、高速道路冬用タイヤ規制でも走行できます。雪道の目安としては、浅雪、雪の降り始め、シャーベット路面、5cm程度の積雪などさまざまな路面に対応します。そして、夏タイヤ以上のロングライフのため経済面でもパフォーマンスが高い商品です。
年間通して降雪が少ない地域では、「シーズンごとの交換が不要」「タイヤの保管スペースにも困らない」と時間と経費の確保ができるため、法人のお客さまにぜひご検討いただきたい商品です。
関連リンク
ダンロップ(住友ゴム工業)
https://tyre.dunlop.co.jp/
オールシーズンタイヤ特設ページ
https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/lineup/aslineup/
製品ページhttps://tyre.dunlop.co.jp/tyre/lineup/allseason/va1/
サイズラインアップhttps://tyre.dunlop.co.jp/tyre/lineup/allseason/va1/size.html
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ダンロップ、商用車用オールシーズンタイヤ「ALL SEASON MAXX VA1」
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TOYO TIRES「CELSIUS」(セルシアス)
サイズラインアップ:155/65R14 75T~225/55R18 102V
採用技術
シリカの分散を向上させる「ナノバランステクノロジー」を採用して、ウエット性能と転がり抵抗性能を両立させたオールシーズンタイヤ。
タイヤのセンターからイン側がスノー性能重視、アウト側がドライ・ウエット性能重視の構造になっていて、スノー性能重視のイン側では幅広い路面状況下でのグリップ力を稼ぐため各ブロックに3Dグリップサイプを入れ、さらにスノートラクションを得ることを狙い、鈎状になったジグザグブロックを採用。こうした作りにより高速道路の冬用タイヤ規制が出ても通行可能なタイヤとなっている。
ドライ・ウエット性能重視の構造を持つアウト側ではグリップ力アップの3Dグリップサイプに加えて、操縦安定性を高めるため、外側に配置される大きなブロックのヨレを抑えるため「支え」が追加された溝底補強ブロックと、周方向でブロック剛性の向上を狙った周方向連結ブロックという構造を採用している。
トーヨータイヤ広報部コメント
「セルシアス」は、2015年より北米をはじめ欧州に投入していたオールシーズンタイヤという全天候型の製品です。突然の降雪でも安心感のある走行ができるオールシーズンタイヤとして支持されており、1年を通して安定した走行を実現する性能を有したタイヤです。近年、日本においても降雪量の増減が大きく、都心をはじめとした地域で年に数回の大雪が降ることがありオールシーズンタイヤへの関心が高まっています。
トレッドパターンはドライ・ウエット性能を重視したアウト側デザインとスノー性能を重視したイン側デザインを組み合わせた非対称パターンを採用しています。アウト側はブロック剛性を高めるために周方向のブロック同士の間隔を詰めた周方向連結ブロック、3Dグリップサイプ、溝底補強ブロックを配置しました。一方、イン側はスノートラクションを高めるためにジグザグブロックを配置。さらに3Dグリップサイプを多く配置することで雪上でのエッジ効果と密着性を向上させています。また、こうしたデザインが認められ、2020年にグッドデザイン賞を受賞しました。
さらに、トレッドゴムには当社独自の材料設計基盤技術「ナノ バランス テクノロジー(Nano Balance Technology)」を活用したコンパウンドを採用。シリカの分散を向上させるアクティブポリマーを配合し、国連欧州経済委員会に規定されたシビアスノー要件を満たしたタイヤである証の「スノーフレークマーク」の打刻が認められるスノー性能を持ちながら、夏タイヤに必要なウエット性能向上と転がり抵抗の抑制を実現しました。
関連リンク
TOYO TIRE株式会社
https://www.toyotires.jp/
製品情報
https://www.toyotires.jp/product/tycs/
サイズラインアップ
https://www.toyotires.jp/product/tycs/#size
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横浜ゴム「BluEarth-4S AW21」(ブルーアース・フォーエス・エーダブリュー・ニーイチ)
サイズラインアップ:175/65R14 82T~225/55R19 99V
採用技術
「ブルーアース-4S AW21」は、雪上とウエット性能を向上させるため、コンパウンドにシリカの分散を向上させてゴムのしなやかさを維持できる末端変性ポリマーを採用。
また、雪上とウエット路面でも安定したドライビングを可能にするために幅広トレッドを採用。加えて「V字ダイバージェントグルーブ」というパターンを取り入れ、あらゆる方向からブロックのエッジを確保できるV字の溝が、雪をしっかり掴むこととウエット性能を高めている。
さらにこのV字ダイバージェントグルーブに対して、別の溝が交差するクロスグルーブを採用。溝が交差することでの雪柱せん断性を向上させる効果を持つもので、これらの構造によって排雪性と排水性がともに高められている。
ドライ路面用の機能としては2つのポイントがあり、オールシーズンタイヤはブロック高が高めなのでドライ路面ではブロックの倒れ込みに対しての対策が必要。そこでブルーアース-4S AW21ではオールシーズン3Dサイプという形状を盛りこんでいる。さらにショルダー部には大型ショルダーブロックを採用して操縦安定性を向上させている。
横浜ゴム広報室コメント
降雪の少ないエリアにお住まいの方を中心として、オールシーズンタイヤに興味をお持ちの方は多いのではないでしょうか。ヨコハマが2020年に発売したオールシーズンタイヤ「ブルーアース-4S AW21」は、ウエットやドライ路面での性能を確保しつつ、急な積雪にも対応できるしっかりとした雪上性能を実現しています。開発コンセプトは、「雪上性能に優れたタイヤ」で、オールシーズンタイヤであるからには年間を通して安心、安全に、しかも快適に走行できることが大切であり、中でも最も不安の多い雪道での走行を意識して開発した製品です。
パターンは、ヨコハマのスタッドレスタイヤ「アイスガード(iceGUARD)」の開発から培った長年の知見から、雪上性能に効くエッジ(溝やサイプ)量と、ドライ性能に効く地面との接地量のバランスを最適化しました。また、中央に入った特徴的なV字溝(ダイバージェントグルーブ)が効率よく水を排出し、ウエット路面においても優れた性能を発揮します。コンパウンドではシリカを多量配合しウエット性能を向上させているほか、末端変成ポリマーの配合により雪上性能およびウエット性能を向上させています。加えて、スタッドレスタイヤと比べて硬度の高いコンパウンドを採用することで耐摩耗性能も向上させています。そして、サイドウォールには国際基準で定められたシビアスノータイヤ条件に適合した証である「スノーフレークマーク」(欧州で冬用タイヤとして認証されたマーク)が打刻されており、高速道路の冬タイヤ規制でも走行可能です。
実際にご使用いただいたお客さまからは「雪でも安心して運転できた」「通常の路面では、サマータイヤと乗り心地に大きな差は感じられなかった」などのお言葉をいただいております。ただし、氷上性能においてはスタッドレスタイヤに劣るため、基本的には年間を通じて降雪が少ない地域にお住まいの方にお勧めしています。これまでご予算や手間の関係から、冬にサマータイヤで過ごされていた方には、ぜひともお勧めしたい商品です。
関連リンク
横浜ゴム株式会社
https://www.y-yokohama.com/
ブルーアースブランド特設ページ
https://www.y-yokohama.com/product/tire/bluearth/
製品情報
https://www.y-yokohama.com/product/tire/bluearth_4s_aw21/
サイズラインアップ
https://www.y-yokohama.com/product/tire/bluearth_4s_aw21_size/
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ミシュラン「CrossClimate Series」(クロスクライメート シリーズ)
サイズラインアップ:165/65R14 83T XL~275/45R20 110Y XL
採用技術
「クロスクライメート」に採用されている技術のポイントは4つ。1つ目は幅広い温度域に対応するコンパウンドを使っている点。日本だけでも夏と冬との温度差は地域をまたいで考えると50℃以上あり、この幅広いレンジで「どちらにも対応させる」ためにはオールシーズンタイヤ用のコンパウンドが必要だという。また、これはタイヤのロングライフ化にも貢献していて、ミシュラン「エナジーセーバー+」と比較してもロングライフになっている。
2つ目はトレッドパターン。オールシーズンタイヤは積もった雪の中でもグリップとトラクションを稼ぐことが求められるので、クロスクライメートでは独特のトレッドパターンを採用して雪踏み効果を高めている。
3つ目はトレッドブロックの路面との接触する角をあらかじめ面取り(斜めにカットしたような形状)することで、ブレーキング時に路面に対して面で接するようにしている点。
4つ目はブロックに高性能サイプを入れることで倒れ込みなどを防ぎ安心感のある走りを実現した点。もちろん、夏タイヤと比べても遜色のない静粛性も持ち合わせている。
ミシュラン広報部コメント
この製品の特徴はまさしく「雪も走れる夏タイヤ」というコピーに集約されています。これまでの感覚ですと「夏タイヤは雪上では走れない」、逆に「冬用タイヤは夏タイヤの性能には及ばない」というのが常識的な考え方ではなかったでしょうか。
ミシュランではこの概念に対して「もし雪が降っても普段の夏タイヤで普通に走れれば危険は減るし、使い方や環境によっては余分なタイヤが必要なくなりユーザーメリットになるのでは?」と考えました。ただ実際のタイヤに置き換えると雪上性能と夏タイヤの性能は相反する部分が多く、これらの性能を高い次元で1本タイヤに集約するのはそう簡単ではありません。
ただミシュランのタイヤ開発思想には他の製品と同様、「そのタイヤに求められる性能はすべて一定水準以上にする」という考え方があります。つまりクロスクライメートも例外ではなく、ドライやウエット性能に加え静粛性能や耐摩耗性など夏タイヤに求められる性能は同等以上にし、さらに雪上では必要十分な性能を発揮するコンセプトで開発されています。
そのため装着時期も問いません。これからの時期夏タイヤとして快適にご使用いただくことができますし、予期せぬ降雪など、急な天候変化でも慌てることなくそのままご利用いただくことが可能です。製品特性上、アイス路面でのご利用はお勧めできませんが、それ以外の地域や使用環境であれば冬季に入っても冬用タイヤへの交換の煩わしさもありません。また履き替え用タイヤの置き場所が無く、これまで冬のお出かけは控えていたといったユーザーさまには適しているタイヤです。ぜひ「雪も走れる夏タイヤ」、クロスクライメートで普段使いからレジャーシーンまでシーズン問わずご利用いただければと思います。
関連リンク
日本ミシュランタイヤ
https://www.michelin.co.jp/auto/home-auto
オールシーズンタイヤ特設ページ
https://www.michelin.co.jp/auto/browse-tyres/by-season/allseason
製品情報
https://www.michelin.co.jp/auto/tyres/michelin-crossclimate-series
サイズラインアップ
https://www.michelin.co.jp/auto/tyres/michelin-crossclimate-series#oxjf0vl1b
ミシュランストア直販ページ
https://store.michelin.co.jp/shop/c/c3510_srd/
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グッドイヤー「Assurance WeatherReady」(アシュアランス ウェザーレディ)
サイズラインアップ:195/65R15 91H~255/50R20 109V XL
採用技術
大豆油をコンパウンドに配合させる「ソイビーンオイルテクノロジー」で作ったオールシーズンシリカコンパウンドを採用するオールシーズンタイヤ。この新技術の採用によって氷上、雪上路面など、路面の温度が低いときでも高いグリップ力を発揮。路面を選ばず優れた運動性を持つタイヤとなっている。
また、排水性を高める溝にも独自の工夫があり、一般的にタイヤの溝は摩耗していくと新品状態より溝部の容積が減っていくので、それに伴い排水性も落ちていくが、アシュアランス ウェザーレディは摩耗が進む際に“横幅が広がる”ように減っていく「エボルビングトラクションテクノロジー」を採用。摩耗が進んだ状態であっても排水性の高さをキープしてくれる。
ドライ性能については「3Dトレッドテクノロジー」をショルダー部に採用。これは溝の内部に設けた3Dの凹凸によってブロックが動いたときに隣同士で支え合うようにするもの。また、この構造はブロックのヨレが減るぶんエッジを有効に使えるので、降雪時でもトラクションを稼ぐことができる。
グッドイヤー広報部コメント
2018年、当時アメリカ市場で高評価を得ていたオールシーズンタイヤ「アシュアランス ウェザーレディ」を日本の雪質で試験を実施したところ、高評価を得たことで日本への導入が決定。
ベクターでカバーできていない17インチ以上の大口径(主にSUV向け)13サイズを日本市場へ導入しました。2020年にサイズ拡大で合計31サイズ。ミニバンからSUV向けとして対応車種を拡大しています。
当社のベクターフォーシーズンズも含め、ほかのオールシーズンタイヤと比べ、夏タイヤに近いトレッドパターンを採用。そのカッコよさも高評価をいただいています。
関連リンク
日本グッドイヤー株式会社
https://www.goodyear.co.jp/
オールシーズンタイヤ特設ページ
https://www.goodyear.co.jp/products/list.php?cat=allseason_passenger
製品情報
https://www.goodyear.co.jp/products/tires/weatherready/weatherready.html
サイズリスト
https://www.goodyear.co.jp/products/tires/weatherready/weatherready.html#SizeList
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グッドイヤー、SUV向けオールシーズンタイヤ「アシュアランス ウェザーレディー」
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1135631.html
グッドイヤー「Vector 4Seasons Hybrid」(ベクター フォーシーズンズ ハイブリッド)
サイズラインアップ:145/80R13 75S~225/40R18 92H XL
採用技術
「ベクター フォーシーズンズ ハイブリッド」には専用設計された「オールウェザー シリカコンパウンド」という全天候型コンパウンドを使用。気温変化に強いゴムで冬の気温が低い状態でもグリップを得られ、四季を通じて十分なグリップ性能と操縦安定性を実現した。
また、剛性が高いブロック構造の「3Dワッフルブレード」を採用。細かい溝があるセンター部分にあるワッフル状の凹凸がブロック同士を支え合うことでブロック面を路面にしっかりと密着。この構造により偏摩耗も抑制している。
トレッド全体についてはタイヤのセンター寄りを雪用の性能域、両サイドのショルダー部分を夏タイヤ領域とした全天候型パターンのVシェイプドトレッドという構造。このデザインはトレッドのセンターから左右それぞれに太く深く力強いV字の溝を設けているのがポイントで、これがウエット時には優れた排水性を発揮して、高い耐アクアプレーニング性能を実現しつつ、運動性能を向上にも貢献している。
グッドイヤー広報部コメント
1977年に世界初のオールシーズンタイヤを発売。また、2008年にはヨーロッパから輸入して日本で初めてオールシーズンタイヤ「ベクター」を投入しました。そして、2016年には国内生産に切り替えてサイズを順次拡大。当社の戦略商品と位置付け、現在は45サイズまでラインアップが増えています。
グッドイヤーのオールシーズンタイヤの特徴は、雪上性能を高水準で担保する点で、軽自動車からコンパクトカー、大型セダンまで、幅広い車種に対応しています。
毎年行なっている販売店向け試乗会では、スキー場で販売店スタッフさんにオールシーズンタイヤを試乗してもらい、ほとんどの方に「びっくり!」を体感してもらっています。「出だしに文句なく進む」「しっかり路面をキャッチして走ってくれる」「コーナリングでも安定感があった」「思ったとおりに曲がってくれた」など、雪上路面での性能に驚くとともに、365日のうちほとんどを占めるドライ・ウエット路面でも、スタッドレスタイヤのふらつきを考えると、夏タイヤとそん色ない走行に驚きを感じられておりました。
また、夏性能の試乗会も実施。ベクターの特に優れた夏性能は、ウエット路面での排水性で、多くの販売現場の方たちにも体感してもらっています。
関連リンク
グッドイヤー
https://www.goodyear.co.jp/
オールシーズンタイヤ特設ページ
https://www.goodyear.co.jp/products/list.php?cat=allseason
製品情報
https://www.goodyear.co.jp/products/tires/4seasons/4seasons.html
サイズリスト
https://www.goodyear.co.jp/products/tires/4seasons/4seasons.html#SizeList
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グッドイヤー、SUV向けオールシーズンタイヤ「アシュアランス ウェザーレディー」
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1135631.html
グッドイヤー、オールシーズンタイヤ「Vector 4 Seasons Hybrid」の新TV-CMを2月27日から放映開始
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1046526.html
ネクセンタイヤ「N’blue 4Season」(エヌブルー 4シーズン)
サイズラインアップ:155/70R13 75T~235/50R18 101V XL
採用技術
「エヌブルー 4シーズン」のトレッド面に採用されている「V-Typeグルーブ」は、排水性を高めるディレクショナルパターンで、これによりウエット性能だけでなく、都会での降雪時に起きやすいシャーベット状の雪上路面でのパフォーマンスをも向上。
コンパウンドはファイングレードシリカの含有量を増やしたものを採用して、雪上走行のような低温度下であっても安定したグリップを発揮。溝の深いオールシーズンタイヤではブロック剛性を確保することも重要な課題だが、タイヤセンター部に3Dウインターサイプと呼ばれる構造を採用して対応している。
さらに、トレッド両サイド部にサマーサイプを入れることでドライ路面でのブロック剛性をキープさせている。これらの技術の効果をきちんと発揮させるため、トレッドの設置形状を最適化させたことで、雪道でのトラクション確保とドライ路面での安定感、グリップ力を発揮するという全天候で高いパフォーマンスを実現した。
ネクセンタイヤマーケティング部コメント
オールシーズンタイヤは、乾燥路面や濡れた路面に適した夏タイヤと、雪の上や凍結路面に対応する冬用タイヤ(スタッドレスタイヤなど)の両方の特性を備える全天候型タイヤです。メリットとしては、突然の降雪へも対応可能(慌ててチェーンの装着をしなくてもよい)、タイヤの保管場所が不要、シーズンごとのタイヤ交換が不要、などが挙げられます。過酷な降雪・凍結に直面しないエリアに向いており、浅雪路や除雪路が多い欧米では標準タイヤとしても使用されています。
「路面状況を問わずに快適なヨーロピアンオールシーズンタイヤ」であるエヌブルー 4シーズンは、2017年に発売して以来ヨーロッパ市場はもちろんのこと日本においてもその存在感を強めています。
ヨーロッパのさまざまな自動車専門誌によるタイヤテストでも高い評価を受けており、中でもADAC(ドイツ自動車連盟)のタイヤテストでは、並みいる強豪タイヤメーカーを抑えて総合1位を獲得。ADACのサイトでは「ネクセン N’blue 4Seasonはタイヤテストにおける相反する性能目標を解決するのに成功した」とコメントされています。
性能/品質と価格のバランスで顧客に満足していただきたいというネクセンタイヤジャパンが標榜する“スマートチョイス”を具現化した製品の1つです。
2020年よりバン・ライトトラック用オールシーズンタイヤ「エヌブルー 4シーズン バン(N blue 4season Van)」を販売開始、ハイエース/NV350キャラバンユーザーにもオールシーズンタイヤを体験していただけます。
関連リンク
ネクセンタイヤ
https://www.nexentirejp.com/
オールシーズンタイヤ特設ページ
https://www.nexentirejp.com/product/all.html#all
製品情報
https://www.nexentirejp.com/product/nblue_4season.html
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N’blue 4Seasonで雪の蓼科に挑んでみた!! FFのホンダ N-BOXで話題のタイヤをレビュー【Sponsored】
https://car.watch.impress.co.jp/topics/nexentire1810/
ネクセンタイヤ、ハイエースにも対応するバン・LT用オールシーズンタイヤ「N blue 4Season Van」
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1276343.html
ネクセンタイヤ、オールシーズンタイヤ「N blue 4Season」に17~18インチの6サイズ追加
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1154464.html
ネクセンタイヤ、浅い雪路やシャーベット路面も走行できるオールシーズンタイヤ「N blue 4season」
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1074908.html
ピレリ「Cinturato All Season Plus」(チントゥラート・オールシーズン・プラス)
サイズラインアップ:165/70R14 81T~225/45R19 96W XL
採用技術
「チントゥラート・オールシーズン・プラス」は、従来のチントゥラート・オールシーズンの進化版で、雪と雨が降る路面における安全性を寿命を犠牲にすることなく向上させる新世代ポリマーを含むフルシリカトレッドコンパウンドを採用。
また、高いウエット性能とアクアプレーニングのリスクを減らすための2本の太い縦溝、そして左右に伸びる横溝のコンビネーション形状で、サイド部分には優れたロードホールディング性を実現するための3Dサイプを入れたブロックを配置。ブレーキングやコーナリング時にサマータイヤに近い性能を発揮する技術が盛り込まれている。
さらに、パンク防止機能の「シールインサイドテクノロジー」を一部のサイズに搭載。路面に落ちている異物などがトレッドを貫通した場合も、内部に組み込まれているシール材が貫通箇所の異物を瞬時に包み込んでエアが抜けることを防ぎ、異物が抜けたときにはできた穴を塞いでダメージを最小限に抑える機能を備える。
サイズによってはこの機能が備わっていないので、購入する前にピレリHPや販売店で確認していただきたい。なお、全てのパンクに対応できる技術ではないことと、損傷程度によっては空気漏れを防ぐことができない場合もある。また、パンクした際に永久的に空気漏れを防ぐことを保証する技術ではないことは覚えておこう。
ピレリ広報部コメント
チントゥラート・オールシーズン・プラスは、天候やウィンタータイヤ装着規制に煩わされることなく、主に都市部を走行するドライバー用に設計されたオールシーズンタイヤで、従来のチントゥラート・オールシーズンの進化版です。
2本の太い縦溝と左右に伸びる横溝を採用した方向性パターンにより排水性を最適化して、ハイドロプレーニング現象のリスクを低減しています。また、革新的なトレッドパターンデザインは、車内外のノイズを低減し、ドライビングの楽しさも高めることに貢献します。さらに、3Dサイプがトレッドブロックの動きを最適化して、ブレーキング時やコーナリング時のパフォーマンスを向上させます。
このトレッドデザインは均一な摩耗を可能にし、タイヤ寿命を伸ばす効果もあります。降雪時の走行中は、ブロックが開いて雪を捉え、優れた接地性を発揮します。これらの優位性により、チントゥラート・オールシーズン・プラスには「M+Sマーク」と「スリーピークマウンテン・スノーフレークマーク」が刻印されています。
これは、欧州において冬季用タイヤとしての走行性能基準が認められたタイヤの証として打刻されるものです。夏季のドライ・ウエットから冬季の雪道まで安定したパフォーマンスをお楽しみください。
関連リンク
ピレリジャパン株式会社
http://www.pirelli.co.jp
オールシーズンタイヤ特設ページ
https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/car/catalogue/season/all-season
製品情報
https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/car/catalogue/product/cinturato-all-season-plus
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ピレリ「Scorpion Verde All Season SF」(スコーピオン・ヴェルデ・オールシーズン)
サイズラインアップ:235/60R16 100H~275/45R20 XL 110V
採用技術
大型のSUVやクロスオーバー車向けのオールシーズンタイヤ。2021年のニューモデルで、欧州で冬用タイヤとして認定された「3PMSF」のマーキング付きとなっている。
車格が高いクルマ向けなのでオールシーズンタイヤといっても車内騒音の低減は求められる。そこでトレッド面のピッチとブロックの配列を最適化することで、タイヤからの騒音を低減。
また、このタイヤはオールシーズンタイプながら通常の夏タイヤのようなスポーティなトレッドパターンを持っているのも特徴で、ハイグリップタイヤのようなイメージでもある縦4本のメイングルーブは排水性を高める効果があり、広い接地面積とあわせてウエット路面での安定性向上に貢献する。
トレッドの外側に関してはさまざまな路面状況に対応するように縦、横のサイプ密度を高める技術を盛りこんだデザインを採用。さらに、空気圧がない状態でも走行できる「ランフラット構造」を一部サイズで採用している。
ピレリ広報部コメント
スコーピオン・ヴェルデ・オールシーズンは、SUVやクロスオーバー4×4に最適なツーリング・オールシーズンタイヤであり、環境にも配慮されたピレリのグリーンパフォーマンスタイヤです。アルファ ロメオ、ベントレー、ジャガー、ランドローバー、マセラティ、メルセデス・ベンツ、ポルシェ、ボルボの承認タイヤでもあります。
最適化されたプロファイルと革新的な材料を採用することで、燃費消費量およびCO2(二酸化炭素)を低減させています。トレッドデザインは、適正化されたピッチ配列で車内騒音を低減させており、4本の幅広い縦溝と大きな接地面積を持たせることによってウエット路面での安全性を確保しています。
そして、縦方向の高密度のサイピングが、オフロード性能およびオールシーズン性能を強固にしています。これらの特徴により、あらゆる路面における快適性と安全性が確保されている証として、サイドウォールにはしっかりと「M+Sマーク」が打刻されています。濡れた路面や軽く雪の積もった路面においても、横方向の安定性やトラクション性能を実感していただけると思います。
関連リンク
ピレリジャパン株式会社
https://www.pirelli.com/
オールシーズンタイヤ特設ページ
https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/car/catalogue/season/all-season
製品情報
https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/car/catalogue/product/scorpion-verde-all-season
マキシス「ALL.SEASON AP2」(オールシーズン エーピーツー)
サイズラインアップ:155/65R13~215/60R16
採用技術
雪道での安定した走行とブレーキ性能を得るため、トレッド中央部に高密度3Dサイプを採用。同時にブロック同士をつなぐブリッジを適正に配置することで走行時に起こるブロックの余計な動きを抑えたことで、通常の夏タイヤと比べてブロック高があるオールシーズンタイヤでも高速道路で安定した走行を可能とした。
2本のワイドストレートグルーブを採用することで排水性のよさを確保。また、この構造はドライ路面での直進安定性を高める効果もある。特徴的なV字グルーブのシェープを排水性を高めるために最適な角度に設定。このV字シェープは雪上走行でも路面の雪を掴んで排出する。
採用しているコンパウンドは、マキシス独自技術である「POT フルシリカコンパウンド」で、ドライとウエットのグリップ力を発揮することと、雪上でのブレーキング性能を高めた特性となっている。さらにシリカ分子をむらなく分散し、ナノレベルで結合させることでウエット路面であっても路面との密着性を高める効果と耐摩耗性を高める「MTS フルシリカ配合」という技術も採用している。
なお、マキシス「オールシーズン AP2」は、オートバックス専売品となっていてオートバックスの特設サイトから購入できる。
広報部コメント
オールシーズン AP2は、もともと欧州市場向けに開発した商品で、2014年に欧州市場で先行発売しました。2015年に英国の有力なカー雑誌「Auto Express(オート・エクスプレス)」が、有名メーカー6社のオールシーズンタイヤを対象に行なった性能評価において、ドライブレーキングと転がり抵抗の項目でそれぞれ3位にランクインしており、他社の製品に引けを取らない性能を実証しています。
日本では2018年の発売以降、「乗り心地がよい」「もしもの時の用心と考えれば心強い」「季節によってタイヤを交換するがないので楽」などのコメントをいただきました。また、オールシーズン AP2は、オールシーズンタイヤの弱点である摩耗のしやすさも軽減されており、従来品よりも長く使用できます。あまり雪の降らない地域の突然の雪でも慌てない、安心・安全のカーライフをサポートします。
本製品はオートバックス専売品となっていますが、着実に実績を伸ばし高評価をいただいております。
関連リンク
株式会社マキシスインターナショナルジャパン
http://www.maxxis.co.jp/
製品情報
https://shop.autobacs.com/ja/feature/maxxis-all-season
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クムホ「SOLUS 4S HA32」(ソルウス フォーエス エイチエイサンジュウニ)
サイズラインアップ:155/65R14 75T~225/45R18 95W
採用技術
広くて深いV字の主溝を外側に向けて徐々に太くしたワイドラテラルグルーブが排水・排雪効率を高め、優れたトラクション性能を実現。さらに、5種類のサイプを最適に配置したマルチサイプがブロック剛性を確保し、雪上・ドライ・ウエット路面で優れた操縦安定性を発揮する。
また、3Dサイプの搭載により夏・冬問わず、あらゆる路面で優れた操縦安定性とブレーキ性能を両立。さらに、センターブロックの連結部分に搭載されたタイバー(補強加工)により操縦安定性を向上させつつ、タイバーに傾斜をつけた3Dスロープタイバーにしたことで高い排水効率も実現させている。
冬用タイヤとしての使用限度を示すプラットフォームを、スリップサインに似た従来型から、砂時計を模したインジゲーターに変更し、見やすさを向上している。
クムホ広報部コメント
1年を通して安定したパフォーマンスを発揮する本格派オールシーズンタイヤです。走行頻度が圧倒的に高いドライ・ウエット性能(夏性能)を向上させながらも、突然の雪でも慌てない安心感のあるスノー性能も両立しています。また、冬性能を証明するために必要な各種アイコン(3PMSF、M+S、SNOW)も刻印してあります。
新しい摩耗インジゲーターは、砂時計の3つの点がすべて消えると、50%以上摩耗したことになり、冬タイヤとして使用できなくなったことを簡単に確認ができるようになりました。この製品は日本で「グッドデザイン賞」、ドイツで「レッドドットデザイン賞」を受賞するなど、デザインも評価されています。
実際に試乗した販売店スタッフからは、「ノイズも気にならず乗り心地も良好」「純正タイヤよりしっかり感が増した」という声や「言われなければオールシーズンタイヤと気づかない」という声も出ていました。
サイズラインアップは、軽自動車からSUVまで幅広い車種に対応する全26サイズで、現在10サイズが先行発売中で、残りの16サイズは4月発売予定となっています。製品のホームページも4月頃開設予定ですので、もうしばらくお待ちください。
関連リンク
クムホタイヤジャパン株式会社
https://www.kumhotire.co.jp/
カタログダウンロードページ(製品ページは15~16ページ)
https://www.kumhotire.co.jp/download.html