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ARTA GALSも応援に駆けつけた「AUTOBACS e-Motorsports Experience」、4月17日~18日にA PIT AUTOBACS SHINONOMEで開催中

2021年4月17日~18日 開催

参加者にプレゼントされるARTAステッカー

 オートバックセブンは、同社が東京都江東区東雲にて運営している店舗「A PIT AUTOBACS SHINONOME」において、4月17日~4月18日の2日間に渡ってeモーターイベント「AUTOBACS e-Motorsports Experience」を開催している。

 A PIT AUTOBACS SHINONOMEは、2018年にスーパーオートバックスから新しいブランドの「A PIT AUTOBACS」へと転換された新型店舗で、クルマ好きだけでなくファミリーでも楽しめるという新しいコンセプトで運営している。そのA PIT AUTOBACS SHINONOMEで行なわれたeモーターイベントは、大阪に同社が開設しているeモータースポーツスタジアム「AUTOBACS REDEE Emotorsports Stadium」とネット上で接続されて行なわれるもので、本日と明日の4月18日の2日間にわたり、11時~17時まで各30分、練習走行、予選、レースが行なわれる形で開催されている。

 イベントには同社がスポンサーとなっているARTA Project(SUPER GTで8号車 ARTA NSX-GT、55号車 ARTA NSX GT3)のレースクイーンであるARTA GALSの沢すみれさん、藤澤響花さんも駆けつけて、一緒に参加者へ声援を送っていた。

SUPER GTのシリーズ・タイトル・スポンサーのオートバックスセブン、2020年からeモータースポーツ振興にも力を入れている

AUTOBACS e-Motorsports Experience

 オートバックスセブンは、長年モータースポーツ業界を支援しており、よく知られているところではSUPER GTのシリーズ・タイトル・スポンサーを長年継続している。そして、日本人として初めてF1の表彰台に立った2人目の日本人F1レギュラードライバーである鈴木亜久里氏が率いているARTA Projectの活動を同社がサポートしているのもモータースポーツファンにはよく知られているだろう。SUPER GTにおいて8号車 ARTA NSX-GT、55号車 ARTA NSX GT3という2台の車両を走らせる同チームは、監督の鈴木亜久里氏やエグゼクティブアドバイザーの土屋圭市氏などキャラがたってる首脳陣と合わせてファンにとってはおなじみだ。

AUTOBACS e-Motorsports Experienceで利用されるハンドルコントローラとシート

 そうしたオートバックスセブンが2020年から力を入れ始めたのが、eモータースポーツ活動だ。eモータースポーツ活動というのは、PCやコンソールゲーム機(Play StationやXboxなど)を利用して、ネットワーク越しに対戦するレーシングゲームやシミュレーターにより、レースを行なうイベントのことだ。eモータースポーツでは、実車に近いハンドルコントローラ(ペダルやハンドルなど)とシートを利用して参加することができるため、ゲーマーだけでなくリアルレーサーも参加して実車のようにレースを行なうことができると、特に2020年はCOVID-19の感染拡大による緊急事態宣言が発出されていた時期に、リアルのモータースポーツの代わりにレーサーによるイベントが多数行なわれた話題を呼んだ。

 国外ではそうしたeモータースポーツは多数の大会が行なわれているほか、バーチャルF1のように、シリーズとして行なわれている例もどんどん増えている。日本でも「JeGT(Japan electronic sports Grand Touring)GRAND PRIX」というシリーズ戦が開始されており、着実に競技人口が増えつつある現状だ。オートバックスセブンはそのJeGTのタイトルスポンサーを務めており、文字通りeモータースポーツの振興に取り組んでいる。

 そうした活動の一環として、同社は日本最大級のeスポーツ常設アリーナをもつ「REDEE」(大阪府)に、eモータースポーツスタジアム「AUTOBACS REDEE Emotorsports Stadium」を4月から開設しており、個人が練習したり、各種のイベントを行なったりと、eモータースポーツをより身近にする取り組みを行なっている。

ARTA GALSの2人も駆けつけて参加者に声援を送っていたAUTOBACS e-Motorsports Experience

ARTA GALSのお2人(左から沢すみれさん、藤澤響花さん)も参加して参加の呼びかけや参加者への声援を送っていた

 そうした同社だが、本日4月17日と明日18日の2日間に渡り、東京都江東区東雲にある「A PIT AUTOBACS SHINONOME」において、eモータースポーツのイベント「AUTOBACS e-Motorsports Experience」を開催している。

A PIT AUTOBACS SHINONOME
取材をした17日は5000円以上商品を購入し、確実に参加できる顧客に対してSUPER GT第2戦富士のARTAファンシートのチケットをプレゼントするキャンペーンも行なわれていた

 A PIT AUTOBACS SHINONOMEは同社の旗艦店で、従来は「スーパーオートバックス」のブランドで運営されていたが、2018年に車好きも家族連れも楽しめる新しいコンセプトのショップとして生まれ変わり、自動車関連の書籍売り場が充実。内部にはスターバックス コーヒーが設けられるなど、よりゆっくりと買い物ができる店舗へと進化を遂げている。

「スーパーオートバックス東京ベイ東雲」がリニューアル。クルマ好きも家族も楽しめる「A PIT AUTOBACS SHINONOME」内覧会

11月29日通常営業スタート。本+カフェ+カー用品が融合
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1154642.html

 そうしたA PIT AUTOBACS SHINONOMEの駐車場の一角で行なわれているのがAUTOBACS e-Motorsports Experienceで、会場には4台のシートが並べられており、4名のドライバーがエントリーできる形になる。そして、前出のAUTOBACS REDEE Emotorsports Stadiumでも4名が参加でき、計8名のドライバーによりレースが行なわれるようになっていた。エントリーはWebサイトに用意されているエントリーフォームから行なえるほか、空きがあれば飛び込みでも参加できる。

会場
練習走行、予選、決勝の順で行なわれる
シート
車両はスペシャルリバリーが適用された「86」
ソニー・インタラクティブエンタテインメントの「グランツーリスモSPORT」を使用

 30分の間に練習走行、予選、決勝と行なわれる形になっており、その中で優勝した選手には、今シーズンのSUPER GTにARTA Projectから参加しているドライバーのサインが入ったARTAキャップがもらえるという特典付き。なお、参加した選手全員に、ARTA特製ステッカーがプレゼントされる。

優勝するとこのARTAドライバーサイン入りキャップがもらえる

 なお、イベントにはARTA ProjectのレースクイーンであるARTA GALSの沢すみれさん、藤澤響花さんの2人が駆けつけて、参加した選手に声援を送っていた。なお、オートバックスセブンの関係者によれば、明日のイベントにもARTA Projectのレースクイーンは登場する予定であるほか、別イベント向けにARTA ProjectのGT500車両(8号車 ARTA NSX-GT)が登場する予定とのことで、イベントと合わせて気になる方はA PIT AUTOBACS SHINONOMEに出掛けてみるといいだろう。

 なお、AUTOBACS e-Motorsports Experienceは5月8日~5月9日にスーパーオートバックス富山南で、5月15日~5月16日にオートバックスとよはし店でも開催される予定となっており、両店舗のお近くにお住まいの方はそちらに出掛けるのもいいだろう。

会場の様子