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デンソー、「人とくるまのテクノロジー展2021 ONLINE」に出展

2021年5月14日 発表

 デンソーは、5月26日~7月30日に開催される「人とくるまのテクノロジー展2021 ONLINE」に出展して、「環境」「安心」分野の各種技術・製品を紹介する。

 デンソーは、2020年より「環境」「安心」分野での成長戦略の立案・実行と、環境変化に左右されない「引き締まった強靭な企業体質への転換」を同時に推進する変革プラン「Reborn(リボーン)21」を推進している。「環境」分野においては、すでに公表しているとおり、2035年までに二酸化炭素(CO2)排出を実質的にゼロにするカーボンニュートラルを実現することを目指している。また、「安心」分野では、交通事故のない安全な社会と快適で自由な移動の実現を目指し、信頼性の高い安全技術の開発に取り組んでいる。

 今回の展示会では、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みの全体像を示した上で、EV・HEV・FCEVでCO2排出量削減に貢献するソリューション技術・関連製品を紹介。

 また、安心・安全なモビリティ社会の実現に向けた取り組みを説明する動画や信頼性の高い安全技術・関連製品の展示を通じて、持続可能なモビリティ社会に貢献するデンソーの技術力を紹介する。

環境分野

 環境分野では、デンソーが描くカーボンニュートラルな社会と、その実現に向けた取り組みを「モノづくり」「モビリティ製品」「エネルギー利用」の3つの観点で説明し、特に「モビリティ製品」の領域におけるデンソーの技術・製品を紹介する。

「エネルギーマネジメントシステム」として、電気自動車全体のエネルギーをマネジメントすることで、航続距離の延長や充電時間の短縮、バッテリー長寿命化を実現する技術を紹介。

「FCEVシステムの関連製品」として、人々の移動や暮らしを支え「環境」に貢献するデンソーのFCシステム関連製品を紹介する。

安心分野

 安心分野では、交通事故のない安全な社会、快適で自由な移動に貢献する、自動車の運転支援技術・製品を紹介。

「2系統電動パワーステアリング モーター・コントロール・ユニット」(EPS-MCU)の展示では、ハンドル操作をアシストする電動パワーステアリング(EPS)の新型モーター・コントロール・ユニット(MCU)がモーター巻き線・駆動回路を2系統内蔵しており、万が一、片方が故障しても、残る片方が作動し続けることでアシストを継続することや、新開発した基板実装技術や放熱技術を用いて制御回路を高密度に実装したことにより、世界最小レベルを実現したことを紹介する。