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三菱自動車と専門学校HAL、「10年後の未来を想定した新しいライフスタイル・モビリティ」をデザインする産学共同プロジェクト

2021年6月14日 発表

三菱自動車の現役デザイナーによるコンセプト立案からスケッチ展開のオンライン講義が行なわれた

未来のカーデザイナーを育成する

 三菱自動車工業は6月14日、専門学校HAL(東京・大阪・名古屋)のカーデザイン学科との産学共同プロジェクトの実施を発表した。

 このプロジェクトは2020年度に続き2回目の実施。今回のテーマは「Ambition to Explore」で、学生たちに10年後の未来を想定してもらい、ポジティブで冒険心を持った三菱自動車ユーザーに向けて、コア技術である「電動化技術」「4WD技術」を生かした「新しいライフスタイル・モビリティ」の企画・提案を募る。

 本プロジェクトは4月より毎週オンラインにて実施していて、三菱自動車の第一線で活躍するデザイナーが自動車のデザインをはじめ、市場調査やターゲットユーザーの設定などを学生たちに直接指導している。

 学生たちはコンセプトやスケッチなどを全体デザイン案としてまとめ、1人1枚のプレゼンテーションパネルを完成させ、9月に実施を予定している最終プレゼンテーションに臨む流れとなる。

 三菱自動車工業 デザイン本部長 渡辺誠二氏は「学生のみなさんがプロデザイナーの仕事を経験できる貴重な機会になると同時に、当社のデザイナーにとっても若者の情熱と斬新な発想に触れることができる貴重な機会となっています。三菱自動車は産学共同プロジェクトを通じて、カーデザイナーを志す学生の育成に引き続き貢献していきます」とコメントしている。