BMW、ミドルサイズスクーター新型「C 400 X」「C 400 GT」

C 400 X（オプション装着例）

　ビー・エム・ダブリューは、BMW Motorradのミドルサイズ・スクーター新型「C 400 X」「C 400 GT」を7月16日より販売を開始する。価格はC 400 Xが87万円、C 400 GTが93万円。

　新型C 400 XとC 400 GTは、最高出力25kW（34PS）/7500rpm、最大トルク35Nm/6000rpmを発生する単気筒 350ccエンジンを搭載して、トランスミッションにCVTを採用するミドルサイズ・スクーター。

　C 400 Xはアーバン・モビリティを積極的に楽しめるよう開発されたモデルで、C 400 GTはグラン・ツーリスモバージョンとしてツーリング時のライダーや同乗者への走行快適性を重視して開発されたモデル。

　新型モデルでは、アイドリング時の挙動を最適化するとともに、オートマチック・ラディアス・キャリブレーション機能を備えたオートマチック・スタビリティ・コントロール（ASC）を装備。ブレーキ・システムには新しいフロント・ブレーキ・キャリパーを採用してABSを標準装備した。

　ASCに新たに採用されたオートマチック・ラディアス・キャリブレーション機能は、これまでタイヤ交換時などに手動での調整（キャリブレーション）が必要だったものが、自動で調整が行なわれるようになりメンテナンス性を向上。さらに、従来よりも俊敏なレスポンスと、濡れた路面などの滑りやすい状況における車両操作性を向上させたとしている。

　外装では、LEDヘッドライト、LEDテールライト、LEDフラッシング・ターン・インディケーターを標準装備としたほか、装備面では、シート部のストレージ・コンパートメント照明を最適化するとともに、キーレス・ライド、USB充電ソケット（最大2.4A）、ETC 2.0車載器を標準装備する。

C 400 X

C 400 X

C 400 GT

C 400 GT

C 400 GT（オプション装着例）