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グッドイヤー、商用車用オールシーズンタイヤ「ベクター フォーシーズンズ カーゴ」 4サイズをラインアップ

2021年8月2日 発売

オープンプライス

商用車用オールシーズンタイヤ「VECTOR 4SEASONS CARGO」

 日本グッドイヤーは、商用車用オールシーズンタイヤ「VECTOR 4SEASONS CARGO(ベクター フォーシーズンズ カーゴ)」を8月2日に発売する。145/80R12 80/78N、165/80R13 90/88N、155/80R14 88/86N、195/80R15 107/105Nの計4サイズをラインアップし、価格はオープンプライス。

 グッドイヤーは1977年にラジアルタイヤのオールシーズンタイヤ「TIEMPO(ティエンポ)」を、世界に先駆けて発売。日本においては2016年に「Vector 4Seasons Hybrid(ベクター フォーシーズンズ ハイブリッド)」を国産に切り替えて以降、オールシーズンタイヤの認知向上とともに拡販に努めてきた。2018年にはミニバン・SUV向けオールシーズンタイヤ「Assurance WeatherReady(アシュアランス ウェザーレディ)」を発売し、今回新たに市場ニーズが高いという商用車用のオールシーズンタイヤを展開する。

 ベクター フォーシーズンズ カーゴはスノーフレークマークを取得しており、高速道路などでの冬タイヤ規制下においても通行が可能。泥濘路の走破性は通常の夏タイヤより高く、走行中の遠心力でタイヤの溝にはまった石などを排出するセルフクリーニング性能にも優れていることが特徴として挙げられている。

サイドウォールには「M+S」(マッド&スノー)とともにスノーフレークマークが刻印される

 具体的な技術としては「3D ブレイドサイプシステム テクノロジー」を用い、サイプ内部に半球体状の凹凸を配置することでブロックの倒れこみを防止し、ドライ・ウェットおよび冬道走行時での高い操縦安定性を提供。また、ブロックの剛性が高まることで偏摩耗の抑制にも貢献するという。

 また、トレッド部の圧力分布を最適化することと接地路面を最大化することで、偏摩耗を抑制しつつ氷上や雪上でのパフォーマンス、商用車に求められるロングライフ性能を向上させた。加えてトレッド部とカーカス部の間に新開発の低発熱ゴムを搭載し、発熱を抑えることで転がり抵抗を低減させ、燃費性能を高めている。

サイプ内部に半球体状の凹凸を配置することでブロックの倒れこみを防止し、ドライ・ウェットおよび冬道走行時での高い操縦安定性を提供
トレッド部の圧力分布を最適化することと接地路面を最大化することで、偏摩耗を抑制しつつ氷上や雪上でのパフォーマンスをアップ
トレッド部とカーカス部の間に新開発の低発熱ゴムを搭載。発熱を抑えることで転がり抵抗を低減し、燃費性能を向上させている
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