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メルセデス・ベンツ、クロスオーバーモデル「Cクラスオールテレイン」をミュンヘンショーで世界初公開

2021年8月18日(現地時間)発表

「Cクラスオールテレイン」を「IAA MOBILITY」で世界初公開

 独ダイムラーは8月18日(現地時間)、Cクラスステーションワゴンをベースにしたクロスオーバーモデル「Cクラスオールテレイン」を、独ミュンヘンで開催されるモーターショー「IAA MOBILITY」(9月6日~12日開催)で世界初公開すると発表した。

 今回発表されたCクラスオールテレインは、前後バンパー下にアンダーガードが備わるとともに、シングルルーバーのラジエーターグリル、マットグレーのホイールアーチ、オールテレイン専用ホイール(17~19インチ)などによって特徴的なデザインを演出。ベースのCクラス ステーションワゴンからロードクリアランスを約40mm上げるとともに、4mm長く、21mm広くなり、4755×1841×1494mm(全長×全幅×全高)というボディサイズを備える。

従来のCクラスエステート ステーションワゴンからロードクリアランスを約40mm上げたCクラスオールテレイン

 インテリアではブラック、マキアートベージュ/ブラック、シエナブラウン/ブラックの3色を用意。ドライバー重視のスポーツ感を強調するために、インストルメントパネルとセンターディスプレイを6度、ドライバー側に傾けたデザインを採用。後席は40:20:40の分割可倒式で、ラゲッジスペースは490Lから最大1510Lまで拡大できる。

Cクラスオールテレインのインテリア

 パワートレーンは、ガソリン仕様では直列4気筒1.5リッターターボ「M254」型エンジンを、ディーゼル仕様では直列4気筒2.0リッターディーゼルターボ「OM654M」型エンジンを搭載し、いずれもISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を備えたマイルドハイブリッド仕様で、駆動方式は四輪駆動の4MATICとなる。

 また、走行モードは「エコ」「コンフォート」「スポーツ」「インディヴィジュアル」に加えて、未舗装道路や砂利などを走行する際に有効な「オフロード」、設定した速度を自動的に維持するDSR(ダウンヒル・スピード・レギュレーション)を備えた「オフロード+」が用意される。