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中国スマホ製造のシャオミ、EV事業に100億人民元(約1700億円)投入

2021年9月1日 発表

 中国のスマートフォン製造メーカーXiaomi(シャオミ)は9月1日、EV(電気自動車)事業を正式に開設したと発表した。同社は、EV事業の初期投資額として100億人民元(約1700億円)を投入、Xiaomi会長兼CEOの雷軍氏がEV事業の法務代表としてプロジェクトを牽引するという。

 XiaomiのEV事業は、5か月の準備期間を経て正式に立ち上げられた。EV会社の登記手続きを行なう前の間、Xiaomiは膨大な市場調査を行ない、2000回以上のインタビューのほか、10以上の業界の企業やパートナーを訪問したという。

 こうした中、Xiaomiは自動運転テクノロジーを提供する企業「Deepmotion Tech」を7737万USドル(約85億円)で買収。また、EVプロジェクトの人材募集に対しては、2万人以上の応募があったといい、現在は300名ほどのチームでプロジェクトをスタート、今後さらに人材の採用を進める予定としている。