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BMW、M3セダンとM4クーペに4WDモデル「M xDrive」追加
2021年9月3日 13:51
- 2021年9月3日 発売
- M3 セダン Competition M xDrive:1354万円
- M3 セダン Competition M xDrive Track Package:1466万円
- M4 クーペ Competition M xDrive:1378万円
- M4 クーペ Competition M xDrive Track Package:1490万円
ビー・エム・ダブリューは9月3日、サーキットでの運動性能を極限まで高めたMハイ・パフォーマンス・モデル「M3セダン」「M4クーペ」のラインアップに、4WDモデルの「M3 セダン Competition M xDrive」「M4 クーペ Competition M xDrive」を追加して発売した。価格はM3 セダン Competition M xDriveが1354万円~1466万円、M4 クーペ Competition M xDriveが1378万円~1490万円で、納車は9月末以降の予定。
M3 セダン Competition M xDrive
M3 セダン Competition M xDriveのボディサイズは4805×1905×1435mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2855mm。車両重量は1800kg、車両総重量2075kg。最高出力375kW(510PS)/6250rpm、最大トルク650Nm/2750-5500rpmを発生する直列6気筒 3.0リッターガソリン・エンジンを搭載する。WLTC燃料消費率は9.8km/L。
M4 クーペ Competition M xDrive
M4 クーペ Competition M xDriveのボディサイズは4805×1885×1395mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2855mm。車両重量は1790kgで、車両総重量2010kg。最高出力375kW(510PS)/6250rpm、最大トルク650Nm/2750rpm-5500rpmを発生する直列6気筒 3.0リッターガソリン・エンジンを搭載。WLTC燃料消費率9.8km/L。
M専用4輪駆動システム「M xDrive」
今回両モデルに採用されたM専用4輪駆動システム「M xDrive」は、インテリジェント4輪駆動システム「BMW xDrive」と「アクティブMディファレンシャル」をベースとして、Mモデル専用に開発された制御システム「ドライビング・ダイナミクス・コントロール」によって制御。さらに、車両の安定走行をサポートするDSC(ダイナミッック・スタビリティ・コントロール)が装備されており、日常の安定した走行から、サーキットでのアクティブな走行まで多様な楽しみを提供するという。
基本設定は「DSCオン・4WDモード」で、Mモデル特有の俊敏性を十分に発揮。Mダイナミック・モード(MDM、4WD Sport)では、リア・アクスルへの駆動トルク配分が増加し、リア・ホイールのスリップ許容量が大きくなることで、より多様なハンドリングを楽しむことが可能になるとしている。
さらに、DSCオフ時に選択可能な「4WDモード」「4WD Sportモード」「2WDモード」があり、「4WDモード」では最もバランスがよいコントロールとトラクションの組み合わせとなり、「4WD Sportモード」ではより高い精度のステアリング特性と力強いトラクションが組み合わさりスポーティな走行を体験できる設定とした。
さらに、熟練したドライバーのために用意された設定が、後輪駆動となる「2WDモード」で、クルマの挙動を制限する制御システムの介入を断ち、ドライバー自らが車両を操作する歓びをダイレクトに味わうことを可能にした。
なお、M3 セダン Competition M xDrive、M4 クーペ Competition M xDriveには、極限のサーキットでの走行を可能とするトラック・パッケージ・モデル「M3 セダン Competition M xDrive Track Package」「M4 クーペ Competition M xDrive Track Package」を用意。
トラック・パッケージ・モデルでは運動性能をより高めるため、先進安全機能を装備しないことで約25kgの軽量化を実現している一方、Mドライバー・パッケージ、Mカーボン・セラミック・ブレーキ、Mカーボン・バケット・シート、Mドライバー・パッケージなどを標準装備とすることで、よりサーキット走行を意識したモデルとした。