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オーテック、「ノート AUTECH クロスオーバー」発表 25mm車高アップした仕上がりに片桐隆夫社長「とても楽しいモデルに仕上がった」

2021年10月7日 発表

X:253万7700円

X FOUR:279万6200円

 オーテックジャパンは10月7日、「ノート AUTECH クロスオーバー」のオンライン発表映像を公式YouTubeチャンネルで公開。同社の片桐隆夫社長がノート AUTECH クロスオーバーを試乗して「実際に山道を走ったら楽しいでしょうね」などと感想を述べる様子を公開している。

 ノート AUTECH クロスオーバーは、オーテックジャパンが展開する「AUTECH」ブランド初のコンパクトクロスオーバーモデル。「ノート」をベースに「AUTECH」ブランドのコンセプト「プレミアムスポーティ」と、SUVの機能やスタイルを融合。その特徴の1つとして、専用サスペンションやタイヤの大径化により地上高を25mm拡長して、不整地や雪道などでの対応力を向上させた。価格は、2WDモデルの「X」が253万7700円、4WDモデルの「X FOUR」が279万6200円。

ノート AUTECH CROSSOVER オンライン発表

 オンライン発表映像に登場した片桐社長は、ノート AUTECH クロスオーバーについて「時代のスタンダードとなるアクティブなSUVスタイルと、AUTECHブランドのコンセプト“プレミアムスポーツ”を融合し、他社にはない上質さを保つクロスオーバーモデルに仕立てました」と紹介。

 加えて、「AUTECHブランドとしましては、今年の1月に発表いたしましたキックス AUTECHの続く第8弾となります。AUTECHブランドは日本のファクトリーカスタムの草分けであるオーテックジャパン伝統のクラフトマンシップにより、素材や仕立てなどの細部にまでこだわり、かつスポーティさを付加した商品です。オーテックジャパン創業の地である湘南、茅ヶ崎の海と空のイメージから想起したブルーをブランドのアイコニックカラー“オーテックブルー”として、各車のボディカラーに設定するとともに、その内外装には湘南の海が持つ様々な表情からインスパイアされたデザインモチーフが散りばめられております」とAUTECHブランドについて説明した。

株式会社オーテックジャパン 代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)片桐隆夫氏、オーテックジャパン 商品開発実験部 シニアエキスパートドライバー 高沢仁氏(左)

 片桐社長による試乗シーンでは、25mm車高がアップしたことについて「まず乗った感じの視界はよいですね。ノーマルと乗り比べても、視界がSUV的でよいですね」と感想を述べると、一緒に同乗したオーテックジャパン 商品開発実験部 シニアエキスパートドライバー 高沢仁氏が「車高が上がった分、少しバネは硬めの方向にしています。ロール角自体は、ノート基準車と同じロールにして、それに加えて操舵力の重さを変えたりして、しっかりした方向の味付けにしています」と解説。

 さらに、片桐社長が「車高を上げているにも関わらず、しっかりした感じというのが、うまく残っていると思います」と話すと、高沢氏が「フロントサスペンションには、リバウンドスプリングを使っていて、伸び側の方の抑制をしているんです。それによって内輪が浮き上がるのを少し抑制して、接地感を稼いでいる」と解説した。

 そして、片桐社長は「正直、車高を上げると聞いて、ちょっと心配したんですけど、これは全く心配いらないですね」「実際に山道を走ったら楽しいでしょうね」などと感想を話した。

 発表映像の締めくくりに、片桐社長は「私も実際に運転してみて、実にオーテックジャパンらしい、とても楽しいモデルに仕上がったという風に感じております。AUTECHブランドの誕生から早いもので間もなく4年の月日が経とうとしております。この間、本当に多くのお客さまにAUTECHブランドをご支持いただき本当にありがとうございました。ぜひ、この新型ノート AUTECH クロスオーバーにもご期待いただければと思います」と話した。