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パナソニックの新型「ストラーダ」2021年モデルファーストインプレッション フラグシップモデル「CN-F1X10BHD」のレスポンスのよさに驚いた

2021年10月14日 発表

2021年モデルのフラグシップとなるCN-F1X10BHD

 パナソニック オートモーティブ社のAV一体型カーナビステーション「ストラーダ」。その2021年モデルが10月14日に発表された。オンラインで行なわれた発表会の後、開催された内覧会で実機に触れることができたのでレポートしたい。ただ、時間が限られていたこともあり、あくまでもファーストインプレッション程度の軽いモノとなる。今後、キッチリしたレビューもお届けできる予定なので、そちらはもうしばらくお待ちいただきたい。

 さて、通常、この手の内覧会は発表会後に行われるため、ある程度の知識を持った状態で実機に触れることになる。だが、今回は都合によりオンラインで開催された発表会に参加することができず、イキナリ実機と対面することになった。

地図データがHD対応に!
10V型有機ELパネル&Blu-ray対応で映像も美しい
フローティング機構も継承。ディスプレイを前に倒すとBlu-rayのディスクスロットが現れる

……ナニ、コレ!?

 フラグシップモデルとなる「CN-F1X10BHD」に触れてみたところ、思わず思考がカタカナになってしまうほど驚いた。とにかくレスポンスがよいのだ。地図の縮尺変更はもちろん、移動や回転、ついでにルート探索、でもって文字入力に至ってもまったくストレスを感じさせない。こんなことを書くと「はいはい、ステマ、ステマ」なんて言われてしまいそうなので、動画でキッチリ証拠をお見せしよう。

地図画面操作
ルート探索

 どーよ! って、自分が作ったわけでもないのにイバっても仕方ないか。でもって、次は操作性だ。ピンチイン、ピンチアウトによる縮尺変更は今までも採用されていたけれど、新たに2本指によるシームレスな2D~3D変更、回転も可能になった。これはまさにスマホ感覚。しかも、ある程度のスマホなんか問題にならないレベルのスムーズさで、操作することができるのだからビックリだ。

 さらに加えて、だ。地図描画も抜群にキレイになった。詳しい読者ならご存じかもしれないが、ディスプレイ自体は以前からHD(1280×720ピクセル)対応だったけれど、新型ではついに地図データもHD対応の「HD美次元マップ」にパワーアップ! その恩恵はテキメンで道路は言うに及ばず、フォント(文字のコトね)や背景も超綺麗。それでいて、このスピードを実現しているのだから驚くほかない。

 と、短いけれどまずはここまで。リリースによれば自車位置精度も大幅に向上しているとのこと。そのあたりに関しては実機レビューをお待ちいただきたい。

CN-F1X10BHD。以後、カラーバランスは地図に合わせてある
下はDVD対応となるCN-F1X10HD
展示状態。技術者との応対はリモートで行われた
2021年モデルの特徴
地図画面。文句ナシに美しい
3Dで表現された姫路城。石垣の表現が細かい
こちらは熊本城。ちゃんと専用テクスチャが貼られている
東京ビッグサイト(東京国際展示場)周辺
ルート探索は5ルート同時が標準
さまざまなカスタマイズを可能にするストラーダチューンも健在
2トップメニューは継承
メニューはドラッグ&ドロップで入れ替えが可能になった
ドラレコ連動も可能
オーディオまわり。「音の匠」がさらに進化している