ニュース

日産、「ノート」「ノート オーラ」が2021年度グッドデザイン賞を受賞

2021年10月20日 発表

新型ノート

デザイン性やカラーなどが高く評価

 日産自動車は10月20日、2020年12月にフルモデルチェンジした新型「ノート」と、2021年8月に新規投入した新型車「ノート オーラ」が、日本デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞」を受賞したこと発表した。

 新型ノートは「乗れば分かる、電気の楽しさを」をテーマに、まったく新しい先進コンパクトカーとしてフルモデルチェンジ。第2世代「e-POWER」と新開発プラットフォームの採用によるスムーズで力強い「加速」や、なめらかな「減速制御」、優れた「静粛性」などがユーザーから好評を得ているという。

 また、デザインは、新世代に移行する日産デザインのキーワード、「タイムレス ジャパニーズ フューチャリズム」を具現化し、コンパクトカーの常識にとらわれることなく、電動化の時代を訴求する先進的なエクステリア、インテリアに仕上げている。

 今回の受賞は「ブランドを牽引する新たなアイコンを創出しようとする熱意を感じるデザインである。クリーンでリズム感のある面構成は、先鋭的でダイナミックな印象を生み出し、さまざまな角度から見たいと思わせる趣と、コンパクトカーのクラスを越えた存在感を併せ持っている。インテリアでは、飛梁型のセンターコンソールに先進的なシフトレバーがレイアウトされ、大型のディスプレイと相まって、室内全体に新世代を感じせる雰囲気を創出することに成功している。カラーデザインでも、個性的な色調に挑戦している」と、高く評価されたという。

新型車ノート オーラ

 一方、新型車ノート オーラは、「上質をまとったコンパクト」をテーマに投入したモデルで、上質なクルマをたくさん乗り継いできたこだわりの強いユーザーから高い評価を獲得しているとともに、大きなサイズのモデルから乗り換えたユーザーも多いとのことで、プレミアムコンパクトという新たなカテゴリーを確立。

 特に、細部に至るまで“上質”にこだわったインテリアや、最高出力100kW、最大トルク300Nmのスムーズで力強い走りの第2世代「e-POWER」に加えて、クラスを超えた静粛性と国内初採用の「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」の組み合わせは、多くのユーザーから好評を得ているという。

 また、運転支援技術「プロパイロット(ナビリンク付)」や、全車に標準装備している360°セーフティアシストをはじめとする数々の先進技術も、多く支持されたとしている。

 今回の受賞にあたっては「内外装ともに非常に高品位なデザインであり、コンパクトカークラスを越えた存在感がある。幅を活かしたリアフェンダーの造形はグラマラスな印象を醸し出し、写し出されるリフレクションの変化も楽しい。キレのよい面構成は、細く先進的なヘッドランプと相まって、モーターによる心地よい加速感を想像させ、未来を感じさせる造形として美しくまとめている。また、インテリアは、1つ1つの素材選びにもこだわりを感じ、その総体として非常に上質な空間を生み出すことに成功している。カラーデザインも、平易な色調に陥ることなく、それぞれに深みのある色合いを選定している」と、ノートと同様に高く評価されたという。