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トヨタ、WRCドライバーのオジエ選手がWECルーキーテストに参加 WRCチャンピオンがル・マン24時間に向け挑戦

2021年10月22日(現地時間) 発表

 TOYOTA GAZOO Racing(トヨタ自動車)は10月22日(現地時間)、WRCドライバーのセバスチャン・オジエ選手が、WEC(FIA世界耐久選手権)ルーキーテストで「GR010 HYBRID」をドライブするため、TOYOTA GAZOO Racingとのシミュレーターセッションを行なったことを明らかにした。

 7回のWRCチャンピオンを獲得したオジエ選手は、2021年シーズンのWEC最終レースの翌日、11月7日にバーレーン国際サーキットで開催されるWECルーキーテストでGR010 HYBRIDをドライブする。

 このテストの準備をするために、オジエ選手はドイツのケルンにあるTOYOTA GAZOO Racing WECチーム本部を訪れ、シートフィッティングとドライビングシミュレーターセッションを行なった。

 オジエ選手は「バーレーンでの公式WECルーキーテストで初めてGR010 HYBRID ハイパーカーをコース上で運転できることをうれしく思います。シミュレーターセッションはうまくいきました。チームと一緒に仕事をして、初めてGR010 HYBRIDを確認できてよかったです。ハイパーカーは、昨年シミュレーターで運転したTS050 HYBRIDとはかなり違うと感じました。誰もが知っているように、将来耐久レースに出場することは私の夢であり、バーレーンでのテストはクルマと自分のレベルについて、もっと学ぶために重要です。それは私にとって大きな挑戦であり、バーレーンの準備に一生懸命取り組んでいますが、本当に楽しみにしています」とコメントしている。