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JNCAP第2弾、日産「ノート」とスズキ「ソリオ」結果公表 ノートが最高評価「ファイブスター賞」獲得

2021年10月27日 発表

日産「ノート オーラ」

 国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)は10月27日、2021年度のJNCAP(自動車アセスメント)公表第2弾として、日産自動車の「ノート」「ノート オーラ」と、スズキ「ソリオ」「ソリオ バンディット」/三菱自動車工業「デリカD:2」「デリカD:2 カスタム」の評価結果を公表した。

 自動車アセスメントは、ユーザーが安全性の高い自動車を選択しやすい環境を整備するとともに、メーカーに対してより安全な製品の開発を促すため、毎年販売台数の多い車両を中心に自動車の安全性能に関する様々な評価試験を行ない、結果を公表している。これまで評価結果の公表は年2回とりまとめて行なっていたが、2021年度からはユーザーにより迅速に情報を届けるため、評価結果が確定した車種から順次公表されている。

 日産「ノート」「ノート オーラ」については、衝突安全で86.79点(100点満点)となりAランク(86%)、予防安全で81.95点(82点満点)とAランク(99%)、事故自動緊急通報装置で8点(8点満点)を獲得し先進型(100%)との評価を得た。これにより総合評価で176.73点(190点満点)を獲得して、自動車安全性能2021ファイブスター賞を獲得した。

 スズキ「ソリオ「ソリオ バンディット」/三菱「デリカD:2」「デリカD:2 カスタム」については、衝突安全で78.31点(100点満点)となりBランク(78%)、予防安全で71.53点(82点満点)となりBランク(87%)、事故自動緊急通報装置は該当なし(8点満点)となり装備なし(-%)の評価を得た。これにより、総合評価で149.84点(190点)と、★★★★☆の評価となった。

 なお、自動車安全性能2021ファイブスター賞は、衝突安全性能と予防安全性能において最高ランクのAランクであり、事故自動緊急通報装置を搭載した車種に贈られる。