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三菱自動車、新型「アウトランダー」に緊急時通報システム「SOSコール」搭載

2021年12月16日 発売

新型「アウトランダー」PHEVモデル

 三菱自動車工業は、12月16日に発売する新型「アウトランダー」のPHEV(プラグインハイブリッドEV)モデルのコネクティッドサービス「MITSUBISHI CONNECT」に「SOSコール(エアバッグ展開時自動通報機能付)」を採用すると発表した。

 SOSコール(エアバッグ展開時自動通報機能付)は、急病時や危険を感じた時に室内の「SOSコール」ボタンを押すことでヘルプネットオペレーションセンターにつながり、警察や消防への連携をサポートする機能。

 また、万が一の事故発生時には、エアバッグ展開と連動して自動通報し、救助が必要と判断された場合は、車両情報に基づき、迅速に緊急車両などの出動要請を行なう。それに加えて、ドクターヘリなどの早期出動判断につなげる「D-Call NetR」にも対応した。

 具体的なサービスの仕組みと流れは、エアバッグ連動による自動発報、または簡単な操作でヘルプネットオペレーションセンターに通報。通報者と会話で状況を確認し、必要に応じ消防・警察に連絡される。

 また、会話と同時にデータを送信し、発生場所、車両情報などを迅速に伝達する。正確な位置情報・車両情報により、救急車・パトカーが素早く現場に到着するという仕組み。ヘルプネットオペレーションセンターから消防本部やドクターヘリ基地病院に死亡重症率を連絡して、必要に応じてドクターヘリも出動する。