ニュース

三菱自動車、新型「アウトランダーPHEV」先行予約で目標の約7倍を受注

2021年12月16日 発売

462万1100円~532万700円

先行受注では7割以上が最上級グレードを選択

 三菱自動車工業は12月16日、新型クロスオーバーSUV「アウトランダー」のプラグインハイブリッドEV(PHEV)モデルを発売した。全3グレード設定で、価格は462万1100円~532万700円。また、10月28日より発売に先駆けて先行注文を行なった結果、受注台数が約1か月半で月販売目標台数1000台の約7倍となる6915台であったと公表した。

 三菱自動車は、環境負荷が少なくインフラ依存も低いPHEVを長距離移動も多いミドルクラス以上の最適解とし、新型「アウトランダー」と「エクリプスクロス」の2車種を設定。新型アウトランダーのPHEVモデルは、力強く存在感のあるエクステリア、上質で先進的なインテリアとし、三菱自動車の電動化技術と四輪制御技術の粋を集めたフラッグシップモデルの位置づけられている。

 新しいPHEVシステムは、モーターの出力向上とバッテリーの容量拡大など新世代化させ、いっそう力強い走りを実現するとともに航続距離を延長し、電動車としての魅力が高められた。さらにコンポーネントの一体化やレイアウトの最適化によって、従来モデルにない3列7人乗りを実現して、SUVとしての居住性と利便性を向上。2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーでは、革新的な環境・安全・その他技術を備えたクルマを選出する「テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。

 グレードは、運転支援技術を備えたベーシックな「M」(5人乗り)、20インチホイールやコネクティッド機能など充実装備の「G」(5人乗り/7人乗り)、そのうえで上質な内外装とBOSEプレミアムサウンドシステムなどを標準装備した最上級の「P」(7人乗り)の3グレードを設定。

 先行受注では7割以上が最上級グレードの「P」を、8割以上が今回新たに追加された3列7人乗りを選択。また、ボディカラーでは、6割以上が上質な輝きの「ホワイトダイヤモンド」(有料色、2トーンカラーを含む)を選択しているという。

受注したグレード別構成比

グレード構成比
P(7人乗り)76%
G(7人乗り)7%
G(5人乗り)16%
M(5人乗り)1%

受注した主要ボディカラー構成比(ボディカラー構成:全10色)

カラー構成比
ホワイトダイヤモンド44%
ホワイトダイヤモンド/ブラックマイカ(2トーン)17%
ブラックダイヤモンド12%