三菱自動車、新型「アウトランダー」PHEVモデルからクリスマスツリーに給電 社会実験「Marunouchi Street Park 2021 Winter」出展

発売に先駆けて新型アウトランダー PHEVモデルを出展・展示

　三菱自動車工業は、丸の内仲通りで実施される社会実験「Marunouchi Street Park 2021 Winter」に新型クロスオーバーSUV「アウトランダー」PHEVモデルを出展。給電機能を活用して、クリスマスツリーのイルミネーションを点灯させる。出展期間は12月2日～8日の7日間。

　今回の社会実験「Marunouchi Street Park 2021 Winter」では、新型アウトランダー PHEVモデルの電動車としての新たな魅力を、クリスマスツリーのイルミネーションを点灯させることで提案する。

　また、今回出展されるアウトランダーのPHEVモデルは12月16日に発売される新型車で、5人乗車仕様に加え、新しく7名乗車仕様を設定した。搭載される駆動用バッテリは総電力量を先代の13.8kWhから20kWhと大容量化し、EV走行換算距離（等価EVレンジ、WLTCモード）を87km（Mグレードでの数値）として十分な航続距離を確保している。

新型「アウトランダー」PHEVモデル

　三菱自動車のPHEVは、「日常はEV、遠出はハイブリッド」として環境に優しく気持ちのよいモータードライブを思いのままに楽しむことができるクルマ。駆動用バッテリに蓄えた電力は車内に設置したAC100V電源（1500W）からさまざまな電化製品に使うことができ、アウトドアレジャーでは便利に、停電などの非常時には頼もしい蓄電池として利用できる。

　なお、三菱自動車は2030年までに新車からのCO2排出量を40％削減（2010年度比）という目標を掲げ、PHEVを中心とした電動車をグローバルに展開することにより、地球環境の保全や持続可能な社会の実現に向けて貢献していくとしている。