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日本レース写真家協会、2021年のJRPAアワードに「SUBARU BRZ R&D SPORT」を選出 特別賞は「中須賀克行選手」が受賞

2021年12月17日 発表

JRPA AWARD 2021の大賞を受賞したSUBARU BRZ R&D SPORT

その年一番のフォトジェニックを選出

 JRPA(日本レース写真家協会)は12月17日、会員(59名)の投票により「その年一番のフォトジェニック」を選ぶJRPAアワードを発表。2021年の大賞は「SUBARU BRZ R&D SPORT」、特別賞は「中須賀克行選手」が選出された。

 JRPAアワードは2005年に開始され、毎年チーム、選手、マシン、企業などから大賞と特別賞を選出。2020年はJRPAアワードに加え、創立50周年を記念した「50周年アワード」として「TEAM KUNIMITSU 高橋国光総監督」を選出している。今年の各賞の選出理由は以下のとおり。

JRPA AWARD 2021 大賞:SUBARU BRZ R&D SPORT

SUBARU BRZ R&D SPORT

 2009年からR&D SPORTとスバルによる挑戦が開始され、2012年からGT300に登場したBRZ。これまで、チャンピオンを目指し苦闘を続けてきたがスピードがあるときがあったものの、トラブル等にも見舞われ、多くの悔し涙を流してきた。2021年、新車投入とともに予選での速さに磨きがかかりシーズン4回のポールポジション、そして1勝、悲願のチャンピオンを飾り、スバルに初のGT300王座をもたらした。WRブルーの美しいボディと速さ、そして井口卓人/山内英輝のドライバーふたりはこれまで、いいときもわるいときも、われわれにとってフォトジェニックであり、またメディアに対しても礼儀正しく、好感度が高かった。

SUPER GT最終戦富士、スバル BRZは3位表彰台を獲得し61号車 井口卓人/山内英輝組が悲願のチャンピオンを獲得 優勝は60号車 GR Supra GT

https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1369740.html

JRPA AWARD 2021 特別賞:中須賀克行選手

中須賀克行選手

 全日本ロードレース最高峰クラスJSB1000で全戦全勝を達成。前人未踏の記録をさらに更新する10回目のチャンピオンを獲得した。1981年8月生まれ。2008年に26歳で初タイトル獲得し40歳になるいまも、アグレッシブな走り、そして、サービス精神満載のパフォーマンスでシャッターチャンスを提供してくれた。2005年にJSB1000にデビューしてから17年間で110戦140レースに出場し60勝。4割を超える勝率は驚異的であり、日本の2輪レース界の象徴的存在となった。

歴代受賞者は以下のとおり(敬称略)

第1回(2005年) 大賞:服部尚貴/特別賞:伊藤真一
第2回(2006年) 大賞:鈴鹿サーキット/特別賞:北川圭一
第3回(2007年) 大賞:ヨシムラジャパン/特別賞:大嶋和也
第4回(2008年) 大賞:松田次生/特別賞:石井正美
第5回(2009年) 大賞:ホンダNSX/特別賞:青山博一
第6回(2010年) 大賞:小林可夢偉/特別賞:伊藤真一
第7回(2011年) 大賞:水谷勝/特別賞:アンドレ・ロッテラー
第8回(2012年) 大賞:中嶋一貴/特別賞:中須賀克行
第9回(2013年) 大賞:山本尚貴/特別賞:加賀山就臣
第10回(2014年) 大賞:中嶋一貴/特別賞:亀谷長純
第11回(2015年) 大賞:チームインパル/特別賞:ヤマハ発動機株式会社
第12回(2016年) 大賞:KONDO RACING/特別賞:中須賀克行
第13回(2017年) 大賞:横浜ゴム株式会社/特別賞:有限会社ハルク・プロ/栄誉賞:佐藤 琢磨
第14回(2018年) 大賞:TEAM KUNIMITSU/特別賞:成田亮/栄誉賞:中嶋一貴
第15回(2019年) 大賞:LEXUS TEAM LeMans WAKO'S/特別賞:サイドスタンドプロジェクト
第16回(2020年) 大賞:TEAM SUZUKI ECSTAR/大賞:山本尚貴×牧野任祐/50周年アワード:高橋 国光