ニュース

ホンダ、新エンジン搭載の小型耕うん機「サ・ラ・ダ FF500」受注開始

2022年2月1日 発表

FF500K2 (JRE):25万7400円

FF500K2 (JREH):27万1700円

小型耕うん機「サ・ラ・ダ FF500」

 本田技研工業は2月1日、ワンプッシュでエンジンを始動可能とするなど一部改良した小型耕うん機「サ・ラ・ダFF500」の受注を開始した。発売は2022年春の予定で、「FF500K2(JRE)」が25万7400円、アタッチメント対応のヒッチ標準装備タイプの「FF500K2(JREH)」が27万1700円。

 サ・ラ・ダFF500は、エンジンを低重心に配置するとともに、ホンダ独自の同軸・同時正逆転ロータリー「ARS(アクティブ・ロータリー・システム)」を採用するフロントロータリー式の小型耕うん機。爪が土にしっかり食い込み、深く確実な耕うんを実現するほか、機体の飛び出しを抑え優れた直進安定性を発揮するフロントロータリー式モデルとして、2004年の発売以来、家庭菜園を楽しむユーザーを中心に支持を得ているという。

プッシュスタートボタン押下でエンジン始動可能
サ・ラ・ダ FF500による耕うん作業
【サラダ FF500】野菜づくり、本気で楽しむなら サラダ FF500!

 一部改良で取り扱いのしやすさを向上させ、新たに排気量145ccの小型軽量エンジン「GCV145」を搭載。セルフスターターとオートチョークを採用することで、始動時のリコイルとチョークの作業を不要とし、プッシュスタートボタン1つで簡単に始動できるようにした。

 また、エンジンを始動する際の電源として、自己充電機能と自己放電制御機能を搭載したリチウムイオンバッテリーシステムを採用。エンジン稼働時の自己充電を可能とし利便性を向上。長期間の不使用時に生じた充電切れの際にも、市販のUSBケーブルを使用した外部充電を可能とした。

 そのほか、燃料を入れやすい大開口の給油口(従来比約2倍)の採用により利便性を向上。クラッチレバーを握った状態ではエンジンが始動しない、「インターロック機構」を採用するなど、使用時の安全面を考慮したつくりとした。