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三菱自動車、新型「アウトランダー」PHEVモデルの累計受注1万台超え

2022年2月9日 発表

新型アウトランダー PHEVモデル

 三菱自動車工業は2月9日、新型「アウトランダー」PHEV(プラグインハイブリッドEV)モデルについて、2021年10月28日の先行受注開始(2021年12月16日発売)から約3か月後となる2022年2月5日時点の累計受注台数が、1万台を超えたと発表した。

 新型アウトランダー PHEVモデルの販売計画は1000台/月で、先行受注開始直後から好調な受注ペースを見せ、約3か月強で先代モデルの年間過去販売台数の約1万1000台に迫る見込み。

 購入者のうち「今回新たに三菱自動車のPHEVを購入するユーザー」が約8割を占めるとともに、最上級グレード「P」が受注全体の約8割を占めたという。

 今回の受注実績について、同社では近年のカーボンニュートラルへの関心高まり、補助金と優遇税制なども好影響をもたらしたと分析、購入者からは「PHEVシステムによる環境にやさしく、滑らかで力強く静かな走り」「ツインモーター4WDによる様々な天候や路面における安心感の高い走り」「非常時やアウトドアで役立つ給電機能」などの評価を得ているという。

 同社 国内営業本部長の石川善太氏は「想定を大きく上まわるお客さまから支持をいただき、電動車を購入の候補として考えるお客さまが着実に増えてきているとともに、日常はEV、遠出はハイブリッドで走りを楽しめ、CO2の削減にも貢献できるPHEVは、この時代の最適解であることに共感いただけたと実感しています。新型『アウトランダー』のPHEVモデルに加え、『エクリプス クロス』のPHEVモデル、2022年度初頭に投入予定の新世代の軽EV、そして秋ごろに販売再開を予定している『ミニキャブ・ミーブ』を含めた電動車ラインアップで、さらに多くのお客さまのニーズにお応えしていきます」とコメントしている。

新型アウトランダー PHEVモデル