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ダンロップ＆ファルケン、2022年シーズンのモータースポーツ活動計画を発表
2022年3月8日 13:10
- 2022年3月7日 発表
国内ではタイヤ供給と合わせて若手ドライバーの育成も実施
住友ゴム工業は3月7日、2022年度のモータースポーツ活動計画を発表した。2022年シーズンも四輪、二輪の国内外のモータースポーツレースにて、トップクラスから入門レースまで、幅広いカテゴリーでタイヤ供給を実施するとしている。
国内最高峰のレース「SUPER GT」では、2021年シーズンに61号車 井口卓人/山内英輝組の「SUBARU BRZ GT300」がシリーズチャンピオンを獲得したGT300クラスにおいて、新たに「SHADE RACING」と「BUSOU Drago CORSE」が加わり7台に。さらにGT500クラスの2台も含め、合計8チーム全9台をサポート。その他「全日本ラリー選手権」「全日本ジムカーナ選手権」「全日本ダートトライアル選手権」「全日本カート選手権」と幅広いカテゴリーへタイヤ供給し、各クラスでタイトル獲得を目指すという。
また、多くの人に開かれたスポーツとして楽しんでもらうために、入門フォーミュラレースである「フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ」「FIA-F4選手権」「F4選手権」「Super FJ選手権」や参加型競技の「TCRジャパンシリーズ」「VITA RACE」「BMW＆MINI Racing」へのワンメイクタイヤ供給に加え、アマチュアドライバーも参戦する「TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup」への協賛およびタイヤ供給を行ない、若手ドライバーの育成にも力を入れるとしている。
ニュルブルクリンク24時間レースにはファルケンブランドが今年も参戦
世界一過酷なレースとも言われるドイツのニュルブルクリンクで開催される「ニュルブルクリンク24時間レース（正式名称：ADAC TOTAL 24-Hour Race）」参戦。2021年に引き続き「FALKEN Motorsports」として「ポルシェ 911 GT3R」の2台体制で総合優勝を目指すとしている。また、3年ぶりに「SP3T」クラスで参戦する「スバルテクニカインターナショナル（STI）」へのタイヤ供給も行ない、欧米を中心に高い評価を得ているFALKENブランドのさらなる価値向上を目指すという。
国内外のバイクレースでも多くのカテゴリーにタイヤを供給
世界最高峰のロードレースである「FIMロードレース世界選手権」のMoto2、Moto3クラスにワンメイクタイヤ供給を行ない、レースに参戦するライダーの足元をサポート。「FIM世界耐久選手権シリーズ」では、2022年から「Webike SRC Kawasaki France Trickstar」を加えた4チームにタイヤ供給を行ない、優勝を目指すとしている。
オフロードレースでは、12年連続全階級制覇の記録を持つ全米選手権「AMAスーパークロス」で本年も全階級制覇を目指すとともに、「モトクロス世界選手権」でのチャンピオン獲得も目指すという。
国内においては「全日本ロードレース選手権」をはじめ、さまざまなカテゴリーにおいてライダーをサポートし、「NSF100 HRC トロフィー」のジュニアチャンピオンシップクラスなどの育成型レースにもワンメイクタイヤを供給することで、日本から世界に通用するライダーを育てるための環境づくりに取り組むとしている。
住友ゴムは、好調な成績を残した2021年の記録を塗り替えるべく、各チーム･ドライバーと密に連携を図り、ダンロップおよびファルケンブランドのさらなる価値向上とタイヤ開発力の強化を目指すとともに、クルマを楽しむファンを支えモータースポーツの裾野を広げるべく活動していくという。