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マツダ、欧州で新型車「CX-60 PHEV」世界初公開
2022年3月9日 02:59
- 2022年3月8日(現地時間) 世界初公開
マツダは3月8日(現地時間)、欧州市場に投入する新型SUV「CX-60 PHEV(プラグインハイブリッド)」をワールドプレミアした。CX-60 PHEVは、マツダが欧州市場に投入する初めてのPHEV(プラグインハイブリッド)モデルで、価格は5万2000~7万ユーロとアナウンスされている。
CX-60 PHEVには、マツダが導入を予告していた「SKYACTIV マルチソリューションスケーラブルアーキテクチャ」に基づくエンジンを縦置きに搭載するパワートレーンを採用。直噴4気筒 2.5リッターガソリンの「SKYACTIV-G」エンジンに、100kWの電気モーター、8速AT、17.8kWhの大容量バッテリを組み合わせた。
このパワートレインを採用することでシステム全体で、最高出力241kW(327HP)、最大トルク500Nmを発生、0-100km/h加速を5.8秒というパフォーマンスを実現するとともに、WLTPモードで1.5L/100kmの燃費性能を実現。また、100km/h以下のEVモードで63kmの航続距離を確保した。
マツダでは、新型CX-60 PHEVに続いて、2023年には3列シートを持つ新型モデル「CX-80」を発売予定。さらに、今後3年間でマツダの「マルチソリューションアーキテクチャをベース」にした5つの新しい電動モデルを発売予定。そして、2025年以降、まったく新しいSKYACTIV EV(電気自動車)プラットフォームを導入することを予告。
マツダは、新型CX-60 PHEVの投入により、2050年までに達成を目指すカーボンニュートラルへの道のりで重要な一歩を踏み出したことを強調した。