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日産「キャラバン」に車中泊やアウトドアで遊べるカスタマイズをたっぷり施した8台をチェック
2022年3月16日 10:16
実車がもらえる人気投票キャンペーンも実施中
日産自動車は、2021年10月に行なった「キャラバン」のガソリン車のマイナーチェンジに続き、2022年4月下旬にディーゼル車のマイチェンも実施する。ディーゼル車は新しいディーゼルエンジンと7速ATが採用され、燃費も走りも向上。ガソリン車と同様に専用内外装の最上級グレード「GRAND プレミアムGX」が新設定されるなど、より乗用車的に扱える選択肢が広り、車中泊やキャンプや釣りなどアウトドア遊びもより快適に楽しめるようになった。
先日行なわれた新ディーゼル車の試乗会場には、東京オートサロンにも展示されていた3台を含む合計8台のキャラバンのカスタマイズデモカーが勢ぞろい。この8台は全国の有名カスタムショップが手掛けた車両で、車中泊やアウトドアなどで、すぐに使えるアイテムが満載と、キャラバンカスタムのお手本のようなクルマとなっている。
また、この8台は1月14日9時~3月17日17時の期間で実施されている「日産キャラバン人気投票キャンペーン」にエントリー中で、8台の中から自分が気に入ったキャラバンに投票し、最終的に1番人気のクルマに投票した人の中から、抽選で1名にその投票したそのカスタム車がプレゼントされる。投票は「キャンペーン特設サイト」から行なえるが、締め切りが2022年3月17日17時となっているので、興味のある人は急いで投票してみてはいかがだろう。
ここではエントリーしている8台のキャラバンをチェックしてみたので、ぜひ投票の参考にしていただきたい。
ARJ Style(有限会社ARJ)
老若男女問わずアクティビティに車中泊で快適に楽しく過ごせる環境を提案した1台。ルーフテントでは大人が2人横になれる広い居住性の確保し、秘密基地のようなワクワク感を演出。専用設計のベッドキットは、対面式のテーブルにもなり、テレワークなど使い勝手を拡張。3枚目の窓に壁掛けツールキャビネットを設け、家具収納スペースも多く確保。天井にはダウンライトをインストールしている。
オグショー ES タフスペックコンセプト(有限会社オグショー)
日常から休日まで全てのシーンに対応する仕様にカスタマイズされた「オグショー ES タフスペックコンセプト」。インテリアには耐久性・耐水性に優れたファブリック素材のCORDURA Fabric(EcoMade Canvas)を採用し、キャラバンのインテリアコンセプトである黒を基調に落ち着いた雰囲気で統一。また、キャラバン標準装備のラゲッジユーティリティナットを利用してボルトオンで取付できる「ESサイドマルチパイプラックのロングバージョン(180cm)」を装着したことで、荷室アレンジ幅が向上。さらに、バックドアにボルトオンで取付できる「ESバックドアタープ」には、耐水性に優れるファブリック防水素材を採用している。
BUSOU CARAVAN プラミアムラインver.2(株式会社クレアーレ)
BUSOUのエアロパーツは、デザインから製造までを全て日本国内で行なうだけでなく、素材と製法にとことんこだわり、車検にも問題なく対応。
今回キャラバンのマイチェンにあわせて「プレミアムライン」にバージョン2を追加。フロントバンパーにはオリジナルのハーフスポイラーを装着し、バージョン1と比べ、よりオフロードを意識したデザインを採用。また、オーバーフェンダーはカーボン柄のAES樹脂を採用。カーボンの迫力とスポーティさを両立。フェンダーの下端を純正フェンダーより25mm下げることで、車高を落とすことなく、あたかもローダウンしている風に見える工夫を凝らしている。アルミホイールはレイズの「TE37」の18インチを履く。
さらに、スポーティで迫力のあるデザインのリアウイングは、マイチェン前後に適合。剛性を高めるために2ピース構造にしていて、塗り分けもしやすくなっている。
CRS OUTGEAR(株式会社シーアールエス)
キャラバンのビッグマイナーチェンジにあわせて、今回1番こだわったという「バンパーガード」は、北米系ピックアップトラックをイメージして、ノーマル車高、アゲ系だけでなくサゲ系に合うようにと開発。
足下にはディスク部がマット、リム部をグロスで塗り分けた2ピース構造のホイール「ESSEX EL」に、出幅6㎜のオーバーフェンダー&TOYO TIREオープンカントリーを装着。リアゲートにフィットするスポイラーも自慢のアイテムです。
新商品のベッドマットは、車室内ではベッドとして、車外ではベンチチェアにもなる二刀流。また、フロアにはアルミステップから派生した「アルミフロアパネル」を新たに開発。バイクなど重装備のトランポとしても耐用できる1台。
NISSAN CARAVAN JAOS ver.(株式会社ジャオス)
キャラバンのインターロックグリルにあわせてデザインされたオリジナルブッシュバー(開発中)は、強靭なステンレス製でバンパーをガードすると共にフロントビューにラギッド溢れるSUVテイストを付与。また、新開発のルーフキャリア、ダミーボルト付きフェンダーなど、アウトドアフィールドで使えるBOX FORM SUVに仕上げたジャオス。
新たにリリースしたJAOSオリジナル「フラットラック」に、キャラバン専用フットを開発し、専用ならではのローフォルムを実現。サイド装着されたJAOSフェンダーガーニッシュtype-Xは、出幅9mmという薄型ながら、デザインとダミーボルトでサイドビューを引き締めているという。
リアバンパーをガードするステンレス製のスキッドバーも、泥の跳び上げからボディを守るマッドガードも、シンプルなキャラバンのリアビューをSUVらしく引き立ててくれる。
NEEDSBOX NV-type3(株式会社ニーズ札幌)
NEEDSBOX NV-type3は、トランスポーターとしての積載力を確保しつつ、室内での居住性を高める新開発のベッドシステムを装備し、車内でのあらゆるシーンを楽しむために、座る、寝る、積むをシンプルで機能的に実現したコンプリートモデル。
メインとなるベッドシステムはフリップ式で、跳ね上げ面にワンタッチでカウンターテーブル(1560×320mm)を装備可能。硬質ロンリウムで張り替えられたフロアは、量さのある積載物でも安心。NEEDSBOXオリジナルのシートカバーは、冬は冷たくなく、夏は蒸れないようにレザー&モケットコンビの素材を採用。天井にはLED8連スポットライト、バックドアにはLED2連ポットを装備し、夜間の荷下ろしなども優しくサポートしてくれる。
BodyLine BL+B ライトキャンパー(株式会社ブリング)
車中泊をテーマに、日常使用にもアウトドア遊びにもマルチに使えるキャラバンを提案する1台。エクステリアパーツはBodyLineオリジナルフロントバンパーガードをはじめ、薄型オーバーフェンダー(シボタイプ&ダミーリベット)、リアウイングタイプIIを装着。
内装はBodyLineオリジナルインテリアパネル&ステアリングスイッチ、ベッドキット&シートカバーなどコクピットからキャビン、天井に至るまでカスタマイズ。さらに専用チューニングオリジナルスピーカーキット、専用ルーフトリムブラック+COBルームランプ、ポータブルバッテリ専用電源も完備。
サスペンションは横揺れ縦揺れをしっかりサポートするBodyLineオリジナルのフロント強化スタビライザーとオリジナルショックアブソーバー(前40段/後14段減衰力調整付き)を装備し、高速道路も安定したドライビングを実現する。
RUN-GUN GEAR(株式会社ボクシー)
ソルトライトフィッシング仕様に仕上げられたBOXYのキャラバンは、カーボン製スポイラー「カーボンテック」をフロント、サイド、ルーフスポイラーに装備し、BOXYオリジナルホイール「S12ユーロホワイト」に+TOYO TIREのオープンカントリーを組み合わせたスタイル。釣りのポイントを探して走りまわり、朝夕のチャンスを待つための内装メイクにもこだわった1台。
BOXY STYLEデザインのESフリップベッド(跳ね上げ式)、前後シートカバーをレトロ調ストライプ生地で揃え、ウインドウパネル、フリップテーブル、ロッドホルダー、移動テーブルなどを備える。また、1500Wポータブル電源を搭載し、冷凍庫や電子レンジ、電気毛布も使え、軽食や車中泊まで万全の仕様となっている。